第357回 148キロ右腕・種市 篤暉(八戸工大一)を筆頭に好投手が集結!たった1つの甲子園の切符を手にするのは?【青森抽選会後 展望】2016年07月06日

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【目次】
[1]八戸西、弘前学院聖愛など強豪校がひしめく
[2]八戸工大一、青森山田、八戸学院光星は夏をどう戦うのか?

 今春のセンバツ大会に2校が出場。昨年は三沢商が青森の公立校としては19年ぶりに甲子園で戦い、八戸西は23年ぶりに公立校で春の青森を制した。勢力図に変化が生まれ、好投手も目白押しでハイレベルな戦いが予想される青森。たった1つの甲子園切符を手にするのはどこか。

■組み合わせ表もあわせてチェック!
【第98回青森大会組み合わせ表】

八戸西、弘前学院聖愛など強豪校がひしめく

小西 巧(弘前学院聖愛)

 34年ぶりに春の県大会で優勝し、第1シードとなった八戸西。中心は、185センチ、88キロの最速143キロ右腕・竹本 祐瑛。もともと評判の高い投手だったが、結果もついてきた。08年以来となる東北大会も経験し、夏本番で本領を発揮したい。県大会決勝では相手のミスがあったとはいえ、逆転サヨナラ勝ちを実体験しており、最後まで諦めない姿勢は相手にとって脅威だろう。

 八戸西の初戦は連合チームの金木・鶴田。直球に力のあるエース・青山 尚登は中学時代にノーヒットノーランを達成しており、この春は連合チームを県大会出場に導いた。春に右足を負傷しているが、完治して万全の投球ができれば春優勝校と互角に渡り合えるかもしれない。

 八戸学院光星と同じ学校法人で兄弟校の八戸学院野辺地西2011年の青森大会準優勝以降、部員9人を割った時期もあったが、チームを立て直し、今年は部員34人。好投手・伊藤 楓を中心に上位を伺う。初戦の相手となる名久井農は14年に軟式野球部から硬式野球部に転部後、夏は2年連続で初戦を突破中で今年は2勝以上を目指している。シードの黒石商は14年に男女共学となり、硬式野球部が創部された青森明の星と対戦する。優勝の八戸西と初戦で接戦を演じた青森商も同じブロックに入っている。

 第2シードは弘前学院聖愛春の県大会決勝では3点リードの9回裏に守備のミスが出るなどし、逆転サヨナラ負けした。春連覇はならなかったが、冬場に打力を磨いてきた成果は出した。タイプの異なる投手陣が多くいることもプラスの要素だ。今年の3年生は弘前学院聖愛が甲子園に初出場した13年に中学3年生で、聖愛シニアだった選手は実際に甲子園で応援している。再び、夢舞台への思いが強くなれば3年ぶりの出場に近づくだろう。

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竹本 祐瑛(八戸西) 【選手名鑑】
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プロフィール

高橋昌江
高橋 昌江
  • ■ 生年月日:1987年3月7日
  • ■ 出身地:宮城県栗原市(旧若柳町)
  • ■ 宮城県仙台市在住のフリーライター
    少年野球からプロ野球まで幅広く“野球”を取材し、多方面に寄稿している。
  • ■ 中学校からソフトボールを始め、大学2年までプレーヤー。大学3年からはソフトボール部と新聞部を兼部し、学生記者として取材経験を重ねる。
    ソフトボールではベンチ入りはできなかったものの、1年と4年の2回、全日本大学女子ソフトボール選手権大会で優勝を経験した。
    新聞部では何でも取材したが、特に硬式野球部の取材をメインに行っていた。最後は明治神宮大会準優勝を見届けた。
  • ■ ソフトボール部の活動から得た「人間性、人間力」を軸に「どう生きるか」を考えている。
  • ■ 野球が好きというよりは、野球の監督・コーチ・選手・関係者と話しをして、聴いたこと、感じたことを書いて伝えることが好き。“野球”については、常に勉強中。
  • ■ 【言葉には、力がある】が信念
  • ■ 取材時の持ち物は「気持ち、熱意、真心、笑顔」。
  • ■ 愛読書はデール・カーネギー『人を動かす』など自己啓発系が多い。
  • ■ 『高校野球ドットコム』にて「みとのく便り~心の高校野球~」好評連載中!!
  • ■ ブログ:「今日も青空の下で、笑顔を咲かせる」(高橋昌江オフィシャルブログ)
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