目次

[1]秀岳館が有力も、熊本工、濟々黌など古豪の戦いぶりに注目
[2]九州学院は打ち勝つ野球を そして序盤から強豪校同士の対戦が実現

 4月に起こった大地震により、多くの被害を受けた熊本県。熊本県のメインスタジアムである藤崎台球場も大きな被害を受けた。それでも10日の開幕から決勝までの期間、藤崎台球場を使用できるまでに復旧したのは喜ばしいことである。今夏の熊本大会の見所を紹介していきたい。

■組み合わせ表は以下から
【第98回熊本大会組み合わせ表】

秀岳館が有力も、熊本工、濟々黌など古豪の戦いぶりに注目

九鬼 隆平(秀岳館)

 選抜4強入りした秀岳館。選手層の厚さは全国的にもトップクラスだ。投手陣では有村 大誠を中心に、135キロ以上の速球を投げられる投手が多く揃い、野手ではプロ注目の正捕手・九鬼 隆平関連記事、巧打者・木本 凌雅など打てて守れる野手も揃う。2014年4月に就任した鍛治舎 巧監督の徹底した指導により最強チームが形成されている。

 相手チームの研究を怠らないなど、勝つために最大限の努力をする秀岳館。熊本県では久しぶりに全国制覇できる可能性を持ったチームで、ここを破るチームは、相当な実力がなければならないだろう。だが今年の熊本は秀岳館に負けまいと実力を伸ばしてきた学校が多い。

 初戦の相手は熊本西大津の勝者。熊本西には右の本格派・堺 拓也がいる。また同ブロックの強豪といえば初戦で熊本学園大付と対戦する済々黌だろう。2年生スラッガー・甲斐 雄也がいる。九州地区予選では初戦敗退したが、夏へ向けて浮上するチームに違いない。隣の山を見ると、強肩強打の捕手・内村 僚がチームを引っ張る有明と135キロ前後の速球とキレのあるスライダーを武器にする森 琢真擁する八代東との対決は必見だ。そしてこの勝者は、熊本工荒尾・南関・岱志との勝者と対戦する。

 伝統校・熊本工も名門校復活をかけて今年は何としても結果を残したい夏。20年前の1996年には甲子園決勝に勝ち進んだ同校。節目の年だけにこの流れを大事にしたいところ。走攻守三拍子揃った遊撃手・溝越 圭太、140キロ右腕・山口 翔(2年)と好素材が揃っている。

 隣のブロックでは、文徳2014年夏の甲子園出場の城北といった強豪校の戦いぶりに注目だ。

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