目次

[1]県内3強と目される長崎海星、大村工、長崎日大の魅力は?
[2]長崎総科大附・清峰ブロック、波佐見・長崎商ブロックの注目は

 今年の長崎はNHK杯と優勝校が変わっており、また実力校が多く、混戦が予想される大会となりそうだ。混戦模様の長崎を制す学校はどこになるのか?今年の注目校、注目チームを紹介していきたい。

■長崎大会組み合わせ表は以下から
第98回長崎大会組み合わせ表

県内3強と目される長崎海星、大村工、長崎日大の魅力は?

白石 翔樹(大村工)

 やはり注目は選抜ベスト8海星である。打者では好打者・服部 貫大、長打力ある永石 拓武など長打力ある選手が揃っているのが魅力だ。課題は投手陣。左腕・春田 剛志、右腕・土谷 一志、成長中の2年生右腕・飯田 大翔などがいるものの、まだ盤石とはいえない。春夏連続出場を目指すには投手陣の底上げが課題になりそうだ。

 そんな海星は選手権出場経験のある佐世保実西陵の勝者と対戦する。また同ブロックにはシードで昨夏甲子園出場の強豪・創成館がいる。エース・横﨑 裕哉大久保 雄大のバッテリーが中心となっているが、昨年から経験者の好打者・中島 巧喜の存在にも注目だ。

 続いて大村工ブロックを見ていきたい。九州地区予選優勝の大村工は髙比良 俊作監督の下、強打のチームへ成長。1日1.8リットルのお米を食べる食トレ、走り込みなど下半身強化を中心としたトレーニングで選手達は分厚い下半身を手に入れた。また地面に平行ではなく、ボールの軌道に対して平行な「レベルスイング」を全選手が徹底したことで長打を量産。また「一発を打てない選手は使わないよ」と髙比良監督が発破をかけたことも、打撃開眼につながっている。

 主力選手を紹介すると、強肩強打、さらに確実性のあるバットコントロール、速球投手に振り負けしない目の良さで長崎県屈指の捕手へ成長した白石 翔樹、トップバッターながら分厚い太ももから強打を連発する城田 錬の2人が打線の中心。投手では最速138キロ右腕・松尾 心太郎の投球がカギとなりそうだ。県内で見ても、パワーならば県内一で、長崎日大海星にはない強みがある。

 髙比良監督が全国クラスの強豪となったバレー部の指導者に言われた「先生、全国に行くには奇策は通用しないよ。王道のみだよ」の言葉を胸に刻み、確固たる土台を築き上げた大村工野球が夏の頂点を勝ち取ることができるか注目したい。

 また同ブロックには九州大会ベスト4長崎日大がいる。130キロ台のストレートだがキレがあり、どんどん押していきながら、かわすピッチングもできる馬場 健一郎、巧打の一塁手・田嶋 大聖、俊足巧打のセンター・田中 遊太郎、攻守の中心・樋口 祐作と投打ともに総合力が高く、後半から盛り返す試合運びの上手さは他校からすれば怖いチームなのは間違いない。

 そんな長崎日大の初戦の相手は五島vs九州文化学園の勝者と対戦。九州文化学園NHK杯大村工に6対5で勝利しており、もし九州文化学園が勝ち上がるとなれば、かなり厳しい戦いになりそうだ。

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