目次

[1]春に成長をみせた東海大菅生と八王子
[2]清宮の後を誰が打つのか
[3]右の柴田(早大学院)左の長谷川(聖徳学園)

 秋季都大会では、西東京勢の4強はなく、佼成学園が8強に残っただけ。春季都大会では、東海大菅生が4強に残ったものの、8強は八王子を含めた2校だけ。その一方で、怪物・清宮 幸太郎関連記事)を擁する早稲田実業ともに2回戦敗退で、夏はノーシードで戦うことになった。

 現在、夏の大会の組み合わせで決まっているのは、東海大菅生八王子は決勝戦まで当たらず、東海大菅生日大三創価聖パウロ学園都立東大和都立日野といったシード校とも準決勝まで当たらないということだけだ。

 可能性としては1回戦から早稲田実業日大鶴ヶ丘国士舘佼成学園早大学院などが対戦することがあるし、シード校が登場する3回戦以降は、いきなり早稲田実業日大三東海大菅生と対戦することも、可能性としてはないわけではない。

 そのため多くの監督は、春季都大会の目標を、夏のシード校になる4回戦進出(ベスト16)に定めているが、今回はノーシード校にあまりに強豪が多いため、シード校になっても、「あまり意味がないですね」という声をよく聞く。

 春季都大会4強東海大菅生がややリードしているものの、絶対的本命がなく、全ての学校とはいかないまでも、20、30校にはチャンスがあるのでは、という声もあり、近年まれにみる混戦模様だ。6月18日の組み合わせ抽選が、今年は例年以上に注目される。

春に成長をみせた東海大菅生と八王子

伊藤 壮汰(東海大菅生)

 そうした混戦の中でも東海大菅生は、ひと冬越して、明らかに強くなっている。エースの伊藤 壮汰は、秋まではまだ内野手出身という感じが色濃く出ていたが、春は球威も増して、投球の組み立てなども進歩し、投手らしくなってきた。秋は伊藤がエースで4番だったが、春は深澤 祐太が4番に定着。準々決勝帝京戦では決勝2ランを放つなど、攻撃も厚くなった。

 秋は1次予選で敗れた八王子は、2年生投手の早乙女 大輝が成長。球威はさほどないものの、変化球の制球の良さが光る。打撃は4回戦聖パウロ学園戦で、代打を含めた下位3人の連続安打で逆転サヨナラ勝ちしたように、上位下位関係なく得点できるのが強みだ。

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