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動画で解説!安福一貴の走塁術 【後編】

2015.01.08

 片岡 治大選手(当時西武)2011年インタビュー2012年インタビューを3年連続の盗塁王へと導くなど、過去に多くのプロ野球選手に走塁を指導してきた安福トレーナーによる『塁間マネジメント 動画で解説!【後編】』では、「足は速くなる」ための解説や、オススメのドリルを紹介します!ぜひ、チームで取り組んでみてはいかがでしょうか?

足は速くなる

今回は、『足は速くなる』を紹介していきます!

 打撃や投球に関しては、理論や資料なども多く、細かく形を求めているでしょうが、走塁に関しては、ただ走り込むだけで終わっていることが多いと思います。
体力向上を狙ったランニングトレーニングはあっても、根本的な走力アップをターゲットにしたランニングトレーニングは、積極的に行われていないのが現状ではないでしょうか。
ベースランニングだけでは、走力は向上しません。バッティングやピッチングと同様に、足を速くするには、足を速くする専用のトレーニングが必要になります。
それが、ランニングドリルになります。
例えば腕の振り、足の動き、姿勢など、効率の良い疾走フォームは、速く走る為に、必要不可欠な要素になります。
その中で、一つランニングドリルを紹介させてもらいます。

ドリル「スティフレッグバウンス」

続いて、『ドリル「スティフレッグバウンス」』を紹介!

 このランニングドリルは、足を前で捌く意識を高め、身体に覚えさせて行くドリルです。
足が後ろに流れることで速く走っているわけではなく、走る上での代償動作になります。なるべく、足が流れないよう、スピーディーにテンポ良く足が前へ出ていくよう、このランニングドリルを活用してください。40~50メートルを3~5セット行いましょう。

【10月特集】スピードを生かす技術

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ランニングのまとめ

『ランニングのまとめ』

 よく足にスランプはないと言われますが、足にも、100%スランプはあります。走る時の形やバランスが悪ければ、それが勝敗にも関わってきます。
そのため、普段の練習でのダッシュやランニングでも、ただ闇雲に走るのではなく、正しいランニングフォームを継続して走れているのか?「いつもは真っ直ぐ走れているのに、今日は左側に重心が乗っているな」など、指導者の方も選手の走り方に目を光らせたり、また選手自身も、 バッテング、ピッチング、守備と同様に、『走塁』に対してもっと目を向けて取り組むことで、それが、チームや個人のレベルアップにつながっていきます。

【10月特集】スピードを生かす技術

 

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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