第122回 県立美里工高等学校(沖縄)2014年03月12日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

 今回の美里工の野球部訪問では、2ページ目に『フォトギャラリー特別Ver.』と、元気の良い選手たちの熱いメッセージが聞ける『Player's Voice』も配信!盛りだくさんの野球部訪問でお届けします!

合言葉は「待ってろよ!甲子園」 初出場の美里工(沖縄)

 2013年、沖縄県高校野球史で11年ぶり5校めとなる新人中央大会と秋季県大会の2冠を達成した美里工。1956年(日本高野連加盟)から始まった沖縄県高校野球史で、同じ年の新人中央大会と秋季県大会を制したチームは少なく、過去には1975年の豊見城(栽監督)、1981、86、97年の沖縄水産(栽監督)、1995年の浦添商(盛根監督)と2002年の宜野座(奥濱監督)の4校のみだった。

 つまり選抜を2度制した沖縄尚学や春夏連覇を達成した興南の私学2強でさえ、その2冠に手が届いていないほどの難関なのだ。
 加えて、美里工はその前年の1年生中央大会も制しており、新人中央大会と秋季県大会を合わせた、誰もなし得ていない史上初の3冠を達成している。
 その強さは本物で、九州の強豪、好投手、強打者を抑えて決勝へ進出。3対4で惜しくも沖縄尚学に敗れたが、堂々の準優勝で選抜の切符を勝ち取った。

 美里工の知名淳部長は、
「やはり全国でもトップに入る打率を残した神田 大輝(新3年)の出塁率がカギを握るでしょう。でも外野手だと宮城 諒大(新3年)、松堂 正(新3年)に前原 信元(新3年)と力が拮抗している選手がいるので、例えば神田が選抜前に調子を落としてしまったとしても、補うことは出来る。
 元々1人に頼る打線ではなく、みんなが繋いで勝ってきた。多くの選手が秋よりもレベルアップしている」とチームの強みを語る。

 高江洲 大夢主将(新3年)は選抜大会に向け、
「全国は凄い選手も多いと思います。チャレンジャー精神を忘れずに一戦必勝で戦います」と力強く話した。

 九州大会の大分商創成館神村学園で27イニング1失点が示すように、秋の防御率0.90の伊波 友和投手(新3年)と同1.08の長嶺 飛翔投手(新3年)の強力な2枚看板と堅守が売りの美里工だが、打率5割超えの神田 大輝選手や、長打率.647の宮城 諒大選手、勝負強い花城 航選手(新3年)など、その打線にも注目が集まる。

 聖地初出場だが、明るいナインは緊張感よりも楽しみにしている部分が多い。合言葉は「待ってろよ!甲子園 」だ。

◆次のページでは、フォトギャラリー特別Ver.を公開中!

 (文・写真 當山 雅通

Player's Voiceへ!


第86回選抜高校野球大会 特設ページ

このページのトップへ

【次のページ】 フォトギャラリーを見る

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
美里工vs浦添工【沖縄県 2020年秋の大会 第70回沖縄県高等学校野球秋季大会】
未来沖縄vs美里工【沖縄県 2020年夏の大会 2020沖縄県高等学校野球夏季大会】
美里工vs中部商【沖縄県 2020年夏の大会 2020沖縄県高等学校野球夏季大会】
美里工vs興南【2020年 練習試合(交流試合)・夏】
第114回 諦めない限り、夢は続く 沖縄の名将たちが球児へあらゆる形でメッセージを送り続ける【高校野球コラム】
第17回 まだ議論が出尽くされていない。沖縄県高校野球の3人の甲子園出場監督と記者が意見交換座談会【後編】【沖縄の高校野球】
第17回 甲子園開催の、大会開催の道を探そう。沖縄県高校野球の3人の甲子園出場監督と記者が意見交換座談会【前編】【沖縄の高校野球】
美里工vs前原【沖縄県 2020年春の大会 春季沖縄県大会】
第1005回 八重山農は春も快進撃なるか、また沖縄水産と興南が同ブロックへ【春季沖縄県大会展望・後編】【大会展望・総括コラム】
第1005回 投打に充実の沖縄尚学がいるAブロック、具志川や未来沖縄らがひしめくBブロック!【春季沖縄県大会展望・前編】【大会展望・総括コラム】
美里工 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

當山 雅通
當山 雅通
  • 生年月日:1972/01/04
  • 出身地:沖縄県金武町生まれ。現在は沖縄市在住。
  • ■ 野球はもちろんだが、一番好きなのは球児たち。純粋で真っ直ぐな野球小僧を見ると自分のことのように嬉しくなる。
  • ■ 学生時代は、野球、サッカー、バドミントン、駅伝など多くのスポーツを経験。現在は、合計4チームの学童軟式野球チーム(主に4年生以下の低学年専属)を見てきており、やっぱり自分は野球が好きなんだなと実感。現在はオファーがなくコーチ業も休業中(笑)。だが10月に3歳になる三男坊が野球を始めたら、また復活する野望を隠し持っている(笑)夢は三男坊が甲子園へ連れて行ってくれることだが、まずは野球へ興味を持つようにしむけるようにと、現在悪戦苦闘中である(笑)
  • ■ 2012年より、高校野球ドットコムにて沖縄中心に情報配信
  • ■ 沖縄県の野球と題したブログCBスタジアムを運営
野球部訪問トップに戻る サイトトップに戻る

コラム