「山形県立北村山高等学校」

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第17回 県立北村山高等学校(山形) 2/42011年01月16日

教育の一環として

室内練習場で練習する選手達

 長靴を履いた選手たちが続々と積雪のあるグラウンドに飛び込んでいく。一歩、一歩、雪を踏みしめて大きくグラウンドを5周。雪上ランニング終えると、今度は練習道具のグラブやスパイクを持って、走って移動する。北村山の体育館のフロアは2階にあって、1階部分が剣道場と柔道場、そして、ピロティになっている。このピロティが冬の間の“グラウンド”だ。

 昨年まではグラウンドにあるビニールハウスで練習をしていたが、入り口にたどり着くのに30分かかる。雪が積もった分、掘り進めなければ入り口まで行き着かない。その日、練習できたとしても一晩で元通りに埋まってしまう。

「練習場を確保するために練習ができないっていう日が何回もある。でも、あれが生命線になっているんだなぁって。ハンデと思っちゃえば、どこまでもハンデ」

 今年は思い立ってネット類を押し込めて立派な室内練習場が出来た。ランニングの後、その室内練習場で練習は淡々と進められていった。ゴロ捕球のメニューが2人一組で行われ、終わった組から次の練習へ移る。北村山で「探究」と呼ばれるメニューだ。ボールが詰まった箱を横において、ネットに向かってけん制の練習をしている選手。柱に向かってボールを投げ、跳ね返ってきたボールでゴロ捕球をする選手。コントロールをつけるために的に向かってピッチングをする選手。ピッチング動作の確認をしながらネットに向かって投げる選手。一人ひとりがテーマを持って、課題を追求している。他のチームなら「自主練」と呼ばれるかもしれない。

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プロフィール

高橋昌江
高橋 昌江
  • ■ 生年月日:1987年3月7日
  • ■ 出身地:宮城県栗原市(旧若柳町)
  • ■ 宮城県仙台市在住のフリーライター
    少年野球からプロ野球まで幅広く“野球”を取材し、多方面に寄稿している。
  • ■ 中学校からソフトボールを始め、大学2年までプレーヤー。大学3年からはソフトボール部と新聞部を兼部し、学生記者として取材経験を重ねる。
    ソフトボールではベンチ入りはできなかったものの、1年と4年の2回、全日本大学女子ソフトボール選手権大会で優勝を経験した。
    新聞部では何でも取材したが、特に硬式野球部の取材をメインに行っていた。最後は明治神宮大会準優勝を見届けた。
  • ■ ソフトボール部の活動から得た「人間性、人間力」を軸に「どう生きるか」を考えている。
  • ■ 野球が好きというよりは、野球の監督・コーチ・選手・関係者と話しをして、聴いたこと、感じたことを書いて伝えることが好き。“野球”については、常に勉強中。
  • ■ 【言葉には、力がある】が信念
  • ■ 取材時の持ち物は「気持ち、熱意、真心、笑顔」。
  • ■ 愛読書はデール・カーネギー『人を動かす』など自己啓発系が多い。
  • ■ 『高校野球ドットコム』にて「みとのく便り~心の高校野球~」好評連載中!!
  • ■ ブログ:「今日も青空の下で、笑顔を咲かせる」(高橋昌江オフィシャルブログ)
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