目次

[1]基礎的な力のなさを痛感
[2]21世紀枠推薦校としての責任も胸に


 今秋の近畿大会に出場して、来春のセンバツにおける21世紀枠の京都府推薦校に選ばれた塔南。甲子園出場経験こそないが、府内では安定して上位に進出しており、森脇 亮介投手(西武)や駒月 仁人捕手(元西武)といった選手を輩出している。

 この秋は京都大会で龍谷大平安京都外大西といった強豪校を下して準優勝。優勝した京都国際とも決勝で5対6の接戦を演じた。近畿大会では大阪桐蔭に0対7のコールド負けを喫したが、甲子園でも十分に戦えるだけの力はある。今回は来年に向けての展望を語ってもらった。

基礎的な力のなさを痛感


 決勝では京都国際に5対6で惜しくも敗れたが、準優勝という結果は大きな成果だった。近畿大会では初戦で優勝候補の大阪桐蔭と対戦。相手が決まった時は「何とも言えない顔をしていました」(野口監督)と選手たちも多少の動揺はあったそうだが、「自分たちの野球をするだけ」とすぐに切り替えることができたという。

 しかし、試合は1回裏に5点を失い、立ち上がりから劣勢を強いられる。「大阪桐蔭さんは選球眼が良くて、低めのボールとか高めのボールに手を出してくれなくて、四死球が増えてしまった」と野原。思うような投球をさせてもらえず、ワンサイドゲームに持ち込まれてしまった。

 その中でも集中力を切らすことなく、最後まで懸命に戦ったが、0対7で7回コールド負け。それでも「甲子園に出ているチームと対戦できたのは凄く大きな経験だと思う」(辻)とチームにとっては大きな財産となる一戦だった。

 大阪桐蔭と対戦して、課題に感じたところは元々の体の力に差があることだったと野口監督は話す。

「バットを振る、球を投げる、足を運ぶ、走る、そういう基礎的な力が、まだまだ我々のチームは足りていないなというのが一番痛感したところですね」

 11月からは週に1回、外部のトレーニングジムに通い、一人ひとりの筋力アップに力を入れるようになった。「筋力が付くと自信も出てくるので、この冬の課題として体を鍛えて心の面で成長してほしいと思っています」と指揮官は選手たちの心身の成長に期待している。

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