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第106回 21世紀枠推薦校!平日2時間練習の石橋(栃木)はなぜ作新学院を破ることができたのか?【前編】2020年11月21日

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石橋が守備で乱れないために意識すること



守備練習の様子

 「キャッチボールでも暴投するとサッカー部に迷惑かけるので、低く強いボールを投げることは言われています」

 外野を守る石川慶悟が語ったコメントだ。キャッチボール、そしてシートノックを見ていても高めへの暴投が少なく、代わりに低くボールを投げる意識が見られた石橋の練習。元々福田監督が常に選手たちに低めに送球することの大切さは伝えていた。

 「エラーの中でも一番怖いのが暴投です。打球をはじくだけなら親類は防げますが、暴投は余計な親類に繋がりかねません。なので、『とにかく低く強いボールを投げることを意識しなさいと』と気を付けるように伝えています」

 小林主将にも同じことを聞くと、「高いボールよりも、低く来たボールの方が取れる可能性があるので意識しています」と語る。監督の指導、そしてグラウンドを共有していたことで、石橋の守備は磨かれていったのだ。

 ただ低く投げるためには、そこまでの一連の動作も関係してくる。福田監督も「足がしっかり運べないとスローイングには繋がりません」と一連の動きの重要性を語る。

 では、どういった意識をもってスローイングまで繋げているのか。内野は、旧チームから出場する齋藤陽介、そして外野は石川に解説してもらった。

■内野
・打球の質や個人の感覚次第だが、ボールに対しては出来るだけ右から膨らんで回り込む
・イレギュラーで打球を逸らすことを防ぐために、打球に対して正面に入る
・ステップは投げたい方向に対して真っすぐ前へステップを踏む
・ステップが増えると、上体が上がりやすくなるため、できるだけ1回でスローする

■外野
・後ろからきっちりチャージをかけて勢いを作る
・投げる際はカットマンの頭の高さを狙って投げる
・どれだけ素早く正確に投げるか。質を大事にして投げ込む

 特別なことではなく基本となることだが、この意識を徹底的に持って練習に取り組むことで石橋は守備力を鍛え上げた。ただ齋藤は「新チームスタート時はノックに時間がかかってしまい、『1回戦勝てるどうか』という感じでした」と振り返る。

 ではいかにして石橋は栃木県大会準優勝、そして21世紀枠の推薦校に選出されるまでのチームを作ったのか。

(記事=編集部)

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