第1041回 2006年以来の甲子園を目指す福岡工大城東。経験と高い意識を武器にまずは秋の福岡を獲る2020年10月03日

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【目次】
[1]主将の小金丸竜誠を中心に実績のある選手が並ぶ
[2]昨年の悔しさを共有し「日本一」を目指すことを決めた


 春3度、夏2度の計5度の甲子園出場の実績があり、昨年は秋季九州地区大会への出場も果たした福岡工大城東。今年1月からは尾嶋恭暢氏が監督に就任し、捕手の誉田 貴之選手は今秋のドラフト候補にも名前が挙がっている。

 夏の福岡地区高等学校野球大会では、準々決勝で惜しくも九産大九州に敗れたが、逆襲を期すチームの取り組みに迫った。

主将の小金丸竜誠を中心に実績のある選手が並ぶ



ボール回しの様子

 夏の福岡地区独自大会では惜しくも準々決勝で敗退し、8月から新チームを迎えた福岡工大城東。現在チームには2年生21名、1年生22名の計43名の部員がおり、まずは昨秋に出場した秋季九州地区大会への出場を掲げて練習に取り組んでいる。

 新チームには、2年生から試合に出場していた選手が4名おり、また中学時代から実績のある1年生もチームに溶け込んできた。チームの大枠は見えており、尾嶋監督も自信を見せる。

 まず打線の中心になるのは、1年生時から試合に出場していた主将で三塁手の小金丸 竜誠選手に、同じく下級生から試合に出場していた竹之内優汰選手と松田碧斗選手(共に外野手)。
 この3人は糸島ボーイズ時代からのチームメイトで、ジャイアンツカップにも出場するなど経験豊富な選手たちだ。

 また二塁手を任される川本 大雅選手も、大阪・中百舌鳥ボーイズの出身で鶴岡一人記念大会の関西選抜に選出された実績を持っており、二遊間を組む倉重 和宏選手は、九州古賀ボーイズ時代にはNOMOジャパンに選出された逸材。
 特に倉重は1年生ながら高い守備力を持っており、二遊間が安定していることは心強い。

 投手陣にも2年生の大塚 海投手に1年生の内田 海翔投手と、安定感のある九州古賀ボーイズ出身の2投手がおり、その後ろにも変則の尾崎俊太投手や猿渡都吾投手、1年生左腕の白楽泰佳投手といった投手も控えている。



主将の小金丸竜誠選手

 秋までの時間が少ない中でも、チームのおおよその形は見えてる福岡工大城東だが、その中で尾嶋監督が唯一懸念しているのが捕手だ。

 前チームでは「4番・捕手」を丸々2年間務めた誉田 貴之選手が、チームの支柱としてどっしりと座っていた。その存在感はあまりにも大きく、新チームになった時には懸念点にもなったのだ。

 現在、正捕手の最右翼にいるのは、2年生の伊藤鷹次郎選手。尾嶋監督は正捕手にすべく育ててきたと話すが、ここまでは伸び悩んでいるのが現状だ。
 「具体的には何度も同じミスを繰り返すので、本来であればもっとリーダーシップを出して欲しいと思っています。本人の中ではまだ自信がないのか、プレーが弱気になっているように感じます」

 伊藤の他には、古賀ベースボールクラブ(福岡)時代に全国大会3位の実績を持つ西真叶選手がいる。昨年6月に沖縄尚学から転向してきた選手であるが、尾嶋監督は伊藤選手と西選手の併用も構想の一つに入れてる。

 「秋の大会は意外と長いので、上まで行くと体力面がかなり大事になってきます。その面では、二人で併用してというのも考えています」

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