第1038回 不完全燃焼で終わった夏 聖地を目指す滋賀学園の今年のキーマンたち【前編】2020年09月23日

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【目次】
[1]不完全燃焼で終わった夏
[2]今年のチームのキーマンたち


 春夏合わせて3度の甲子園出場経験のある滋賀学園。近年は滋賀県で有数の強豪校としての地位を確固たるものにしている。夏の独自大会も準決勝まで勝ち進んだが、優勝した近江に2対8で完敗を喫した。

 今年の夏について、山口達也監督は「不完全燃焼でしたね」と振り返った。思うように活動できない中で、最後の夏が用意されたことに関しては「非常にありがたい」と感じてはいたが、最後の近江戦で思うような戦いができなかった。

不完全燃焼で終わった夏



滋賀学園 守備練習

 投手陣が序盤から捕まり、3回までに7失点。4回に2点を返して、コールド負けは回避したが、終始、一方的な戦いを強いられた。今年の3年生は下級生から公式戦の経験を積んでいた選手が多く、勝負できる学年と見られていただけに悔いの残る負けとなった。

 「通常の夏の大会と違うので、涙がないというか、やり終えた感はなかったですね」と試合後の3年生の様子について語った山口監督。様々な気持ちを抱えて高校野球を終えた3年生たちだが、その後は平常心を取り戻し、それぞれの進路に向けた準備を行っている。

 新チームに目を向けてみると、周囲からの期待値は高い。2年生は昨年の1年生大会で近江を倒して優勝。1年生も独自大会で出場した選手が数名おり、力のある選手が揃ったチームという見方をされている。

 山口監督はそうした声を認識しつつも、「蓋を開けたらそうでもない」と冷静に現状を見つめている。現在は1年生の突き上げがあり、レギュラーは固定化されていない状態。土日に練習試合をする度にメンバーが入れ替わっている状況だという。

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