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第1015回 「甲子園1勝」を目標に 秋の大会がもたらした選手の意識の変化と課題 立命館守山(滋賀)【後編】2020年03月01日

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【目次】
【初芝立命館の練習の模様をギャラリーでみる】
[1]本気で甲子園へ、課題が明確になった秋
[2]一番の課題は投手力

 秋の滋賀大会で準優勝と躍進し、創部4年目にして初の近畿大会出場を果たした立命館守山。社会人野球のかずさマジック(現日本製鉄かずさマジック)のコーチとして2013年に日本選手権の優勝に貢献した秋武祥仁監督の指導の下で着実に力をつけてきた

 後編では、今回は秋の大会がもたらした選手の意識の変化と見えてきた課題に迫る。

前編はこちらから!
「創部4年」「グラウンドなし」の立命館守山(滋賀)が近畿大会出場できた理由

本気で甲子園へ、課題が明確になった秋



エースの信次陽和(立命館守山)

 戦力面では旧チームの大黒柱だった福田昂平(3年)が抜けて投手陣に不安があり、夏休みの練習試合では野手にも登板の機会を与えてきた。その中で台頭したのが正捕手の景山 透唯(2年)だ。

 景山は1年夏からベンチ入りし、旧チームから4番を打つチームの中心選手。地肩が強く、変化球を投げられて、制球力も安定していた。景山に起用の目途が立ったことで、打たせて取る投球が持ち味の信次陽和(1年)から景山への継投策が確立されたのだ。

 秋の滋賀大会は2回戦からの登場。初戦は夏準優勝の光泉と対戦した。試合は1回表に景山の先制タイムリーなどで4点を奪うと、そのまま逃げ切り6対2で勝利。強敵を倒した勢いに乗って一気に決勝まで進出した。

 秋は週末に試合が行われるため、1週間ごとに次の試合に向けて対策を練ることができる。「相手がわかっている状態で映像を見てミーティングをして、試合をして、勝てて嬉しいという循環になりましたね」(秋武監督)とチームの歯車は上手く噛み合っていた。

 しかし、センバツ出場を懸けた近畿大会で現実を突きつけられる。初戦で優勝候補の大阪桐蔭と対戦したが、1対19の5回コールド負け。「手も足も出なくて、甲子園常連校との差を痛感しました」(西田賢)と全国トップレベルの強さを見せつけられた。

 甲子園に行くことはできなかったが、この秋で得るものは大きかった。特に甲子園に対する意識に変化があったと秋武監督は話す。

 「『甲子園に行けたらいいな』というところから『頑張ったらいけるやん!』という意識の変化がありました。実際にそう話している選手もいましたね。元々、甲子園を目指していたんだろうけど、より本気になったという感じがします」

【次のページ】 一番の課題は投手力

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