第608回 秋の駒大苫小牧戦の敗戦がチームを強くする!  函館大柏稜(北海道)【前編】2019年05月04日

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【目次】
[1]個々の課題が明確になった試合
[2]夏の頂点へ向けてスケールアップを図る投手陣

 道路を挟む左右の歩道に植えられている桜は満開で、さながら桜のアーケードのような桜ヶ丘通り沿いに位置する、函館大柏稜。秋季大会では函館支部予選を勝ち上がったものの、北海道大会の初戦で駒大苫小牧に破れた。この敗戦は、函館大柏稜にとってどのような一戦になったのか?厳しい冬を越え、桜満開の春を迎えた函館大柏稜野球部に迫る。

個々の課題が明確になった試合



左より、松井幸大、塩谷耀生、西川蓮、櫻庭大斗、奥本悠吾(函館大柏稜)

 函館大柏稜の主将、松井 幸大(まつい・こうだい)は敗戦についてこのように語ってくれた。

 「敗北して自分たち一人一人の課題が見つかったので、その部分では敗戦が良かったと思います」

 函館大柏稜にとっての冬場の取り組みは、まさにこの課題と向き合った時期と言える。

 駒大苫小牧戦で5回まで1失点の好スタートも、完投したものの後半に失点を重ねてしまった奥本 悠吾(おくもと・ゆうご)は、

 「去年の秋の大会でスタミナ面がすごく課題だったので、この冬はそれを重視して練習に取り組んできました。ランニングだったり体幹トレーニングだったりをたくさんやりました」

 と明確な目標のもと冬を過ごしたきたことがわかる。

 4番で主砲の西川 蓮(にしかわ・れん)も、1三振を含む無安打と悔しい結果となったこの試合から

 「体つきや打球のスピード感、全部が(駒大苫小牧が)上だったので、そこを越えることを目標に頑張ってきました」

 と冬場のモチベーションとしていることを語ってくれた。

 函館大柏稜が、全道大会の敗戦を価値あるものに出来るかは、敗戦をどのように捉えられるかである。その点で、函館大柏稜は確かに前を向いている。後は、冬場の成果をどう結果としに結び付けられるかだろう。

 では、他の選手の冬場の取り組みにもフォーカスしてみたい。

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