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第605回 長距離走はほとんどしない。速さとコントロールを兼ね備えた投手を育成しつづける大分舞鶴!2019年04月05日

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【目次】
[1]投手育成で気を付けるべきこと
[2]技術練習優先だから走り込みの優先順位は低くなる

 大分県屈指の進学校として知られる大分舞鶴。このチームは好投手育成に長けたチームとしてしられている。左腕・益川和馬(法政大)を筆頭に、今年のエース・常廣羽也斗(つねひろ・はやと)も最速142キロを誇る好投手。またほかにも130キロ台の投手を多く揃える大分舞鶴。そんな大分舞鶴の投手育成メソッドを探ると、常識にとらわれない指導法であった。

投手育成で気を付けるべきこと



大分舞鶴を引っ張るエースの常廣羽也斗と主将の安部亮佑

 その好投手育成に携わったのが花田修監督だ。花田監督は大分舞鶴出身で、自身も投手としてプレーしていたため、主に投手を指導する。花田監督が常に意識しているのは勉強しつづけること。自分の経験談ではなく、多くの指導者から勉強する姿勢を持ち続け、同世代の指導者との勉強会を開催するほどだ。

 花田監督が投手育成で気を付けていることは以下の2点だ。
・コントロール重視であること
・無理に最高球速を求めすぎないこと

 まず試合を作るには最低限のコントロールがないと信頼は得られないというのが花田監督の考え。花田監督自身、コントロールが良かった投手ということもあって、「ただ球が速いだけの投手はあまり好きではないんです」と断言する。

 また、高校生投手は球速更新にこだわりがち。スピードアップは必要な姿勢。だが、それにこだわりすぎるとリスクがあると花田監督は説明する。

 「その選手の肉体に耐えられる球速というのがあると思います。あまりにも球速が出すぎてしまうと、故障をしてしまう傾向がある。だから8割程度の力でコントロールすることが大事だと思っています。徐々に出力を上げるのは大学生になってからでも遅くはないと思います。2年前のエースだった益川もそういう方針のもと、育てました」

 球速を求めない大分舞鶴だが、実は投手として球速を高める、出力を高める練習法が確立しているとのこと。その中でほとんどやらない投手メニューがある。それは長距離走だ。

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河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
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  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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