第564回 意識から改善しセンバツで勝利を目指す!国士舘【後編】2019年02月08日

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【目次】
[1]投打がかみ合い勝ち上がった秋季大会
[2]センバツに向け意識を見つめ直す

 秋の東京都を制し、3月23日より開幕する第91回選抜高等学校野球大会に出場する国士舘。前編では新チーム発足時から秋季大会のブロック予選までを永田昌弘監督に振り返ってもらった。
 後編では本大会で激突した強豪校との激戦を語っていただきながら優勝までの軌跡。そして明治神宮大会で得られた収穫と反省。最後に選抜に向けての話を語ってもらった。

 「長所」を上げられたことが覚醒の口火 秋の東京王者・国士舘(東京)【前編】

投打がかみ合い勝ち上がった秋季大会



東海大菅生との激戦を制して選抜の切符を掴んだ国士舘ナイン

 こうして元々、実力があった打力に調子を上げた投手陣がかみ合いトーナメントを勝ち進んでいった国士舘3回戦では「この大会のポイントだった」という強豪・関東一との対戦となったが「スクイズを空振りしたのですが、走者がアウトにならずに三塁に残り、その直後にタイムリーヒットが出るなどツキがあった」と永田昌弘監督。

 松室 直樹主将も「谷(幸之助、2年)投手が先発してくるのを予想し、1週間前からバッティングピッチャーを前に出して打撃練習をして速球対策をしていたのですが、初回から連打が出て先制し、追加点も奪えたので自信になりました」と5対1で快勝。その後も「関東一に勝てたので、もしかしたら……と思いましたが、とにかく次の試合だけを考えて、試合前の選手だけのミーティングでは『相手チームの方が実力は上だと思って、油断せずに戦おう』と話していました」という松室主将の言葉で気を引き締めながら勝ち星を並べていった。

 そして、決勝では東海大菅生と対戦。好左腕・中村 晃太朗(2年)に対し、永田監督は「初回の立ち上がりが不安定なので、甘く入ってくる変化球を打て」と指示。

 すると、狙い通りに1回表の攻撃で黒澤 孟朗が先制打。さらに満塁のチャンスから鎌田 州真(1年)が甘いスライダーを捉えて走者一掃の三塁打を放ち、一挙に4得点。投げては白須 仁久が6回まで2失点の粘投。残る3イニングは山崎 晟弥が1失点に凌いでリードを守り切り、10年ぶり6度目となる優勝を果たした。

 「白須は安定感を買って先発させました。決してベストの投球ではありませんでしたが、なんとか相手打線を抑えてくれたと思います。打線は黒澤が大会途中から調子を落としていたのですが、周りがカバーしてくれました。優勝した後は、初めてこのチームを褒めてやりました」と永田監督。選手も「固くならずに、自分たちの野球ができれば勝てるんだ」(松室主将)と自信を深めることができ、実りの多い大会となった。

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コメント (1)
練習は試合のように真剣に。試合は練習のように気楽にやりましょう。2019.02.14 たけちゃん
頑張りました。この冬に選抜で悔いのない試合をする為
東京一の練習をしてほしい。試合で笑えるように練習で泣きましょう。

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