第522回 打力に優れたチームで3度目の全国への切符を掴む!京都翔英(京都)【前編】2018年12月20日

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【目次】
[1]岡本翼を中心に新チーム発足
[2]打撃中心の練習、理想のチーム作りへ

 

 2013年春と2016年夏に甲子園に出場している京都翔英。近年では石原 彪(楽天)、山本 祐大(DeNA)といったプロ野球選手も輩出しており、着々と強豪校としての地位を築きつつある。

 2度の甲子園出場も甲子園での勝利はまだない。前編の今回は悲願の甲子園初勝利を目指す同校の今秋の歩みを見ていく。

岡本翼を中心に新チーム発足



ランニングの様子

 京都翔英のグラウンドは学校から車で15分ほど離れた宇治市の高台にあり、両翼が95m、中堅が122mと十分な広さを誇っている。選手たちは授業を終えてからバスでグラウンドまで移動する。現在の部員は58名だが、来春に新入部員が加わると100名前後になる予定だという。部員増に伴って今後は隣にあるサブグラウンドも活用していく方針だ。

 旧チームの京都翔英は秋2位、春3位と好成績を残していたが、夏の大会は4回戦で塔南に0対1で敗戦。その後、部内による指導者の配置転換で山下勝弘監督が就任。センバツ出場を目指して主将の岡本翼(2年)を中心に新チームがスタートした。

 岡本は「真面目で誰よりも熱い選手。チームのために頑張れる」という理由から指導陣の話し合いで主将に指名された。岡本はこのチームの特徴を「投手を中心に長打よりヒットで繋いで点を取っていくチーム」と分析する。

 新チームでは最速145㎞の遠藤 慎也(2年)を筆頭に今井 大志(2年)、岩井俊介(2年)と投手陣の主力が残っていた。野手でも昨秋から中軸を打っていた山本 仁(2年)や鈴木遼(2年)に「野球を一番知っている」と山下監督が評価する遊撃手の梧桐大真(2年)などがおり、戦力的には充実している。

 センバツ出場のためにも「京都大会を圧倒的に勝とう」と意気込んでいた山下監督。夏休みは実践力を付けるために実践練習を多く取り入れた。そうして練習を重ねていく中で打力が弱いという弱点が目についた。

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