第515回 部員3人から県大会ベスト4!チームを支える3つのモットー!国分中央(前編)2018年10月02日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]甲子園経験監督と前任監督が国分中央を作り上げる
[2]夏に繋がる野球をする
[3]3つの真剣勝負

 各部活の成績の垂れ幕が学校の周りを囲うフェンスに掲示されている。スポーツがどれほど強い学校なのか、その数を見れば想像ができる。校舎の外壁に書かれている学校名は「霧島市立国分中央高等学校」。

 今春の鹿児島県大会ではベスト4入り。準決勝の樟南戦では8対10で敗れたものの、接戦を演じて見せた国分中央。彼らはどんなチームで、何を考えて練習に取り組んでいるのか。監督、選手に話を伺い、その秘密を紐解いていく。

甲子園経験監督と前任監督が国分中央を作り上げる



床波隆志監督(左)と小林誠矢コーチ

 「昔は国分実業という名前の学校でした。元々は女子高で、今も女子が多いんですよ」と学校の歴史を語ってくれたのは、床次隆志監督である。

 優しい口調にあった雰囲気と笑顔が印象的な床次監督。国分中央での監督は現在2年目。その前は鹿児島商などで監督を経験しており、2007年の選抜に出場している。この世代には、中田 翔大阪桐蔭)や野村佑輔、小林誠司(広陵)などがいた。

 「自分をコントロールしたり、焦ったりしない芯のある選手。あとは周りから応援される人間性を兼ね備えたチームが甲子園にいる」と感じた床次監督は、今の選手たちにこのことを伝えながら毎日の練習に励んでいる。

 ではこのチームのモットーは何なのか。話を聞いてみると、「全力疾走・最大発声・真剣勝負」の3つを挙げてくれた。
 「前の2つ(全力疾走・最大発声)は前の監督、真剣勝負は私が付け加えたモノなんです」と言う。前の監督とは、現在、鹿児島玉龍で顧問をされている下村幸太郎氏のことである。実はこの男が国分中央の土台を作った。

 元々は女子高だった国分中央。野球部の部員数も3人だったときもあった。しかし下村氏のもと、チームを作り上げた。そのチームを支えたモットーこそが、「全力疾走・最大発声」だったのだ。この言葉に秘められた深い意味について、コーチであり顧問の小林誠矢先生が語ってくれた。

【次のページ】 夏に繋がる野球をする

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第9回 曽於(鹿児島県)「創部5年目の曽於が鹿児島の台風の目となる!」【僕らの熱い夏2019】
尚志館vs樟南【鹿児島県 2019年 第61回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会】
樟南vs鹿児島実【鹿児島県 2019年 第61回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会】
尚志館vs鹿児島玉龍【鹿児島県 2019年 第61回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会】
鹿児島城西vs神村学園【鹿児島県 2019年 第61回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会】
鹿児島玉龍vs武岡台【鹿児島県 2019年 第61回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会】
第8回 高校野球に欠かせない一つの要素「校歌」について手束仁が語る!【「奥深い高校野球談議」ライター・手束仁×副編集長・河嶋宗一 】
第883回 平成最後の九州王者になるのは!?出場18校の逸材を徹底紹介!【大会展望・総括コラム】
第850回 神村学園を軸に優勝争いか?鹿児島の春をパートごとに徹底解剖!【大会展望・総括コラム】
第845回 咲き乱れる実力校!平成最後の愛知の春を制するのは?【愛知県大会展望】【大会展望・総括コラム】
第811回 若獅子賞受賞し、来季のドラフトで注目の太田龍(JR東日本)の来季の目標とは 【2018年インタビュー】
第730回 スピードよりも、制球とキレ 「甲子園に行くことしか考えていない」松本晴(樟南) 【2018年インタビュー】
第699回 鹿児島ナンバーワン左腕・松本晴(樟南)が抱くエース像 【2018年インタビュー】
第689回 鹿児島の快速左腕・松江優作(れいめい)!昨夏から球速5キロアップを実現したトレーニングとは? 【2018年インタビュー】
第407回 れいめい高等学校 太田 龍投手【後編】「無冠の大器、夏への決心」 【2016年インタビュー】
鹿児島玉龍 【高校別データ】
鹿児島実 【高校別データ】
神村学園 【高校別データ】
国分中央 【高校別データ】
樟南 【高校別データ】
樟南二 【高校別データ】
隼人工・国分中央 【高校別データ】
れいめい 【高校別データ】

コメントを投稿する

野球部訪問トップに戻る サイトトップに戻る

コラム