第489回 八千代松陰 「松蔭ブルー」に染めるべく、課題を克服して夏に向かう!【後編】2018年05月17日

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【目次】
[1]点差以上に感じた打力の差
[2]チャレンジャー精神で20年ぶりの聖地へ


 前編では新チームスタート時から、昨秋までの軌跡を追っていった。今回の後編では、秋季大会が終了してからどんな課題を持って冬場を過ごしてきたのか。その試行錯誤の過程と今春までの期間について迫った。

点差以上に感じた打力の差



八千代松陰 エース 清宮虎多朗

 準々決勝で習志野に敗戦したものの、昨秋ベスト8入りを果たした八千代松陰。夏に鍛え上げた守備で、戦国千葉を勝ち上がることができ、確かな手ごたえを感じていた。

 一方で秋に見えた課題は打撃力だった。特に習志野戦でそれを強く感じた。兼屋監督は2対0という点差以上に差を感じたようだ。

 「体つき、打球の速さ、飛距離。すべてにおいて大きく劣っていると感じましたし、チームとしても、選手としても、体力強化と筋力強化、打撃力強化というのが定まってきました」

 同じく笹川も「パワーは凄かったですし、清宮のボールをフェンス際まで飛ばす選手もいて凄いなと感じましたし、そこがうちとの大きな差だと感じました。」

 そこから練習試合や練習では打撃力重視の野球でチーム作りを行った。兼屋監督は「秋のメンバー、打順では浮上することはできない」と様々なメンバーを起用しながら、実力を高めてきた。その中で期待している守備がウリの長岡は体の線は細く、パワーはあまりないように見えるが、スイングスピードは速く、バットコントロールも良い。秋までは2番だったが、1番を打つようになった。

 そして練習試合も終わり、オフシーズンに入った。

 とはいえ、八千代松陰のオフシーズンは特段変わっていることをやっているわけではない。週に1回は体重測定をするなど、体づくりの成果がどれだけ上がっているか確かめる場もあるが、体重が足りていないからといってペナルティがあるわけでもなく、食べる量、何を食べるかも各自の自由だ。トレーニングもこれといった特別練習もあるわけではない。

 

 しかしこのやり方もしっかりとした意図がある。

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  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
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  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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