第464回 下関国際(山口)「守備が上手い選手の定義を考える」【前編】2018年02月18日

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【目次】
[1]坂原監督が考える「守備が上手い選手」とは?
[2]目的別にノックを「使い分ける」のが下関国際流
[3]脚を軸とした『前後』の対応力」が球際の強さを生む


 去る中国大会でのことだ。4試合合計32得点の猛打で準優勝を果たし、初のセンバツ出場を決めた下関国際。当然、試合後の囲み取材では率いる坂原秀尚監督に対して打撃に関する質問が多く飛び交った。しかしながら、その度に「ウチは守りで勝つチーム」と繰り返し語る姿が印象に残っている。
今回はその下関国際の「守り」、「試合に活きるノック」を中心にお話しを伺った。

坂原監督が考える「守備が上手い選手」とは?



選手を集め、連携プレーについて確認する坂原監督

「そもそも『守備が上手い』ってどういうことだと思います?」

 取材の開始直後に「守備の上手くなる選手の特徴」、「共通して持っている意識」について伺った際に坂原監督が発した言葉だ。普段何気なく使う「守備が上手い」というフレーズ。捕球の際のグラブの出し方が正確、送球への移行がスムーズ、暴投が少ない…。何をもって「上手い」とするか。筆者自身の中で非常に定義が曖昧であることに気付かされた。

では、坂原監督が思う「守備の上手さ」とは何のか。

 「僕が重視するのは状況判断。例えば一死一三塁の場面で自分に内野ゴロが来たとする。そのときに打球の勢いや自分が取ったポジショニングで『これでは併殺は無理だ。ホームへ投げよう』や『十分併殺に間に合う。二塁で殺そう』だったりを的確に判断して、実行できる選手。こういう選手、『状況判断に優れた選手』を僕は『守備が上手い』選手と考えています」

 では、この「優れた状況判断能力を持つ選手」をどのように育て上げるのか。

【次のページ】 :目的別にノックを「使い分ける」のが下関国際流

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