目次

[1]強打者への絶対数値は「ベンチプレス80キロ・スクワット自体重×2.5倍」
[2]八戸学院光星がこだわる「トップの動作」

 東北を代表する甲子園の常連校・八戸学院光星(青森)。これまで日本を代表するリードオフマン・坂本 勇人(読売ジャイアンツ関連記事)、今季大ブレイクを果たした北條 史也(阪神タイガース)、千葉ロッテマリーンズの正妻をつかんだ田村 龍弘。そして今年、福岡ソフトバンク育成3位指名を受けた田城 飛翔関連記事をはじめ、次のステージで活躍する強打者を数多く育ててきた。

 では、高校球児の誰もが憧れる「強打者」になるための秘訣とは?仲井 宗基監督がそのポイントを教えてくれた。

強打者への絶対数値は「ベンチプレス80キロ・スクワット自体重×2.5倍」

サンドバッグをたたく選手(八戸学院光星高等学校)

 2010年春に仲井監督監督が就任してから、甲子園春夏合わせて9回出場している八戸学院光星。加えて出場9回すべてで初戦突破。2011年夏2012年春は3大会連続準優勝。2014年夏にもベスト8。その好成績を支えているのは3季連続甲子園準優勝時の主軸・北條 史也(阪神タイガース)、田村 龍弘(千葉ロッテマリーンズ)なども輩出してきた「強打者の育成」である。

 そこで高校球児の皆さんは思うことだろう。「僕も八戸学院光星の選手のようになりたい!」
ただ、八戸学院光星にはそんな強打者へ到達するスタートラインに立つための絶対数値が存在する。

1.ベンチプレス80キロ
2.スクワット自体重×2.5倍

「まずはこれぐらいのパワーがなければベンチ入りはできません」と明言する仲井監督。技術的に優れていても、この数値が達成できない限りベンチ入りは不可能。これが八戸学院光星の伝統である。実際、「自分はそんなにパワーがない方です」と語る田城 飛翔でさえ、ベンチプレス90キロ。そしてレギュラー、ベンチ入りの選手のほとんどはベンチプレス100キロ超えがほとんどである。因みに過去には、ベンチ入りしていない選手でも大学進学後、パワー競技のアメリカンフットボール部で活躍した例もある。

 もちろん、そこに至る道筋は指導者側から発信する。たとえばオフ期間においては筋力トレーニングは週5回。上半身中心のベンチプレス、下半身中心のスクワットトレーニングなどバランスよく身体を鍛える。

 また、食事についても「身長-体重=95キロ」を指針に朝からどんぶり飯3杯以上の食事量が通例。強打者への土台を作るため、妥協なき身体づくりが八戸学院光星では日々繰り広げられている。

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