2010年度版 高校生ドラフト特集 (上)
2010年度版 高校生ドラフト特集2010年10月26日
一二三慎太選手(東海大相模)
今年のドラフトはいわゆる斉藤世代が中心といわれているが、今年も数多くの逸材達がプロの門をくぐるべく、志望届※を提出した。
大学生に即戦力が多い分、高校生にとっては例年以上に素材重視のドラフトとなる可能性もある。
不作と言われる事の多い今年の高校野球界だが、その答えはまだまだ後になってからしか分からない。
何年かして振り返ってみた時、「2010年の高校性は豊作だった。」そう言われるかもしれない。
そんな斉藤世代に隠れがちな2010年ドラフトの高校生組で注目なのが夏の準優勝投手・一二三慎太投手。(東海大相模)
進学かプロ志望か。去就が注目されたがプロ志望届締切り日の2日前の12日に志望届を提出した。
またプロ志望届は出さなかったものの、春夏連覇の原動力の島袋洋奨投手(興南)も4年後を目指す。
彼らを中心に今年の斉藤(早稲田)・田中(楽天)のように2人のスターの元、競うようにプロアマの両方で逸材が輩出される世代になる可能性は非常に高い。
運命の10月28日。同期より一足先にプロも門をくぐるのは、どの選手か?
注目して待とう。
※プロ志望届 とは
NPB(日本野球機構)や国内の独立リーグ(九州四国アイランドリーグ・BCリーグ etc)を志す高等学校3年在籍者が日本高等学校野球連盟に、大学4年在籍者が全日本大学野球連盟傘下の所属する大学野球連盟に提出する届出書類のことをいう。
【プロ志望届選手リスト】10月25日現在