最も活躍する可能性が高い赤星



赤星優志

 3位の赤星 優志投手(日大鶴ヶ丘出身)も期待が高い。日本大時代の昨秋の東都リーグで2試合連続完封勝利を挙げるなど、勝負のシーズンで結果を残した。軽やかに投げているように見えるが、常時145キロ前後の速球を両サイドに集め、カットボールなど変化球各種の精度も高く、制球力が抜群に高い。昨秋は40.2回を投げ、10四死球。赤星の投球練習を見た時、「スピードボールを投げたい」「良い球を投げたい」という力みを感じない。狙い通りにキャッチャーミットへ投げ込まれた時は感動を覚えた。

 メンタル面が強く、再現性が高い投球フォーム、好不調がない投球スタイルと、巨人の首脳陣好みのスタイルを持った投手だといえる。実際に紅白戦からしっかりと持ち味をアピールし続け、3月6日の日本ハムとのオープン戦では3回1失点の好投を見せ、内容面の高さを評価されている。

 今年の巨人新人では一番成績を残す可能性を持った投手ではないだろうか。

 ここまでについて、最も活躍している赤星は、大学時代に残した実績や投球の完成度からしても期待通りのパフォーマンスを残しているだろう。剛速球を投げ込む大勢は細かいことは気にせず、力で押して持ち味を発揮し、速球派リリーバーとして存在感を示したい。山田はじっくりと積み上げていけば、スタミナはある投手なので、いずれ出番は訪れるはず。

 シーズンに入っても成果のあるドラフトだったといえる1年にしたい。

(文=河嶋 宗一