5位〜1位



山田 陽翔(近江)、森下 瑠大(京都国際)、浅野 翔吾(高松商)、松尾 汐恩(大阪桐蔭)、田中 晴也(日本文理)

5位 山田 陽翔投手(近江
22年度の近畿地区を代表する二刀流。甲子園では21年夏甲子園ベスト4入りに大きく貢献。投手としては140キロ中盤の速球と、鋭く落ちる変化球を武器に三振を量産。打者としても甲子園で本塁打を放ち、秋季大会でも重要な場面でも強打が光った。野手として高く評価する声もあるが、この1年はどんなパフォーマンスを発揮するか楽しみだ。

4位 森下 瑠大投手(京都国際
22年度の京都を代表する二刀流として注目を浴びる森下。投げては140キロ前半の直球と、切れ味鋭いスライダーを投げる。駆け引きが優れ、甲子園ベスト4に導いた投球術は高校生トップクラス。小牧監督も絶賛する勝負度胸の良さ、思考力の高さもプロ向き。打者としても本塁打を放つ力があるなど、野球選手としての総合力はトップクラスだが、本人は投手としてこだわりが強い。

3位 田中 晴也投手(日本文理
世代を代表する好投手。リリーフでは常時140キロ後半の速球で圧倒し、スライダーも130キロ台を超え、能力だけ見れば、世代NO.1。ドラ1も狙える才能だ。1位にしたい思いはあったが、秋までの投球を見ると、まだダントツで1位で推せる内容ではなく、さらにトップレベルの投球を目指してほしい思いを込めて3位にした。ドラフト市場を見ると野手優位な22年だが、ぜひ大きくパワーアップ、スキルアップを遂げ、堂々のドラ1候補になってほしい。

2位 松尾 汐恩捕手(大阪桐蔭
今年の大阪桐蔭を引っ張る強肩巧打の捕手。明治神宮大会では2本塁打を放ち、さらに右中間にも本塁打が打てるトップレベルの打撃力を誇り、スローイングタイム1.9秒台の強肩もトップレベル。大型捕手ではないが、野球選手としてのスキルの高さ、大舞台の勝負強さ、常に冷静に判断し最善のプレーができる判断力の高さがある。こうした点を踏まえ、全国トップレベルの捕手として評価。22年度の中でプロから需要が高い選手になりそうで、2位とした。

1位 浅野 翔吾外野手(高松商
現時点の第1位は高松商の浅野だ。高校通算44本塁打の数字はもちろんだが、技術的にも高度で、飛ばせる上に、コンタクト力の高さも兼ね備えたメカニズムをしていること。それ以上に魅力的なのは重要な場面で絶対に打ってやろうという強いメンタリティーが垣間見えること。打てば絶対に目立つ。そういう場面で浅野は結果を残してきた。

 ただ打つだけの選手だけではなく、俊足で、肩も弱い選手ではない。身長は170センチと決して大きくないが、NPBで活躍している170センチ前半の選手に共通する強靭なパワー、確かな打撃技術、メンタリティーが備わった選手であり、ドラフト上位候補としてマークすべき選手だろう。打席に入った時のエネルギーの強さを最も感じた選手なので、新年度の1位とした。

 この1年、世代を代表するスラッガーとして、まず香川を、次に四国を、最終的には全国を盛り上げてほしい。

(記事=河嶋 宗一

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