ドラフト候補を盛んに取り上げられるニュースが多くなっている。今回角度を変えて、出身校別に分けた場合、今年はどの学校の選手が多いのか?

 昨年は横浜から高卒、大卒、社会人から4人指名を受けた。

【高卒】
松本 隆之介(横浜DeNA)
木下 幹也(巨人)

【大卒】
石川 達也(横浜DeNA)

【社会人】
伊藤 将司(阪神)

 今年も出身校別で複数指名を受けそうな学校はどこになるのか?紹介をしていきたい。

2人のプロ入りの期待がかかる学校



小園 健太(市立和歌山)

 まずは福岡大大濠

 福岡大大濠からは三浦 銀二投手(法政大)と古賀 悠斗捕手(中央大)の2人のプロ入りに期待がかかる。

 高校時代は、2年秋に九州大会優勝、3年センバツのベスト8、U-18代表も経験。三浦は法政大に進学し、1年秋にリーグ優勝。明治神宮大会に出場。通算9勝、140奪三振は現役の東京六大学リーグに所属する投手の中ではトップの数字だ。

 古賀捕手は中央大に進学し、2年秋にリーグ優勝し、明治神宮大会に出場。さらに主将に就任し、この春のリーグ戦では3本塁打を記録し、ベストナインを受賞している。スローイングタイムも1.8秒を計測。

 天理では2人の可能性がある。

 まず達 孝太。193センチの長身から繰り出す140キロ後半の速球、フォーク、カットボールを武器にセンバツ4強に導く快投を見せた大型右腕だ。

 そして社会人では、舩曳 海(わたる)選手も、期待がかかる。高校時代は俊足強打の大型外野手として春夏で甲子園出場。さらに、高校日本代表を経験。法政大では通算36安打、1本塁打、11盗塁をマークし、日本新薬入社後は1年目から都市対抗で活躍し、ベスト4入り。今年は1年通して活躍が期待される。

 昨年、全カテゴリーから4人のプロ野球選手を輩出した横浜は高校では最速147キロ左腕の金井 慎之介。金井はこの春、不調に終わったが、ストレート、変化球の精度は高いものがあり、夏まで完全復活できるか注目される。

 大学では初の大学選手権出場に貢献した國學院大の福永 奨もこの春で評価を挙げた。福永はこの春が勝負と決めて打撃強化に専念。今回のリーグ戦では15打点をマークし勝負強さを発揮。スローイングタイム1.8秒台の強肩を披露し、優勝に貢献している。数少ない守備力が高く、緻密な野球を展開する横浜のもとで学んだ捕手として評価が高い。

 市立和歌山では高校生トップの完成度を誇る好投手・小園 健太と、超高校級捕手の松川 虎大捕手のバッテリーのプロ入りも十分期待できる。

 昨年の来田選手、中森選手が指名された明石商に続く、公立校の2人以上のプロ入りはできるか大いに期待したい。

 木更津総合出身では、法政大・山下 輝投手、日本大・峯村 貴希投手も期待がかかる。

 2人は高校1年春からベンチ入りを経験。計3度の甲子園出場を経験しました。山下は高校時代、U-18代表も経験。そして法政大進学後、3年生から活躍。現在は第2戦に先発され、140キロ後半の速球でねじ伏せる豪腕左腕。

 日本大に進学した峯村は1年生から活躍し、今年は主将としてチームを牽引。19日の拓殖大戦では4安打を放ち、2位に浮上し、優勝争いを繰り広げている。大学球界屈指の大型遊撃手としてさらなる活躍が期待される。

 慶應義塾出身からも2人のプロ入りに期待がかかる。今年エース格として活躍する森田投手は150キロ前後のストレートとスライダーを丁寧に投げ分け、通算7勝、通算防御率1.87の好成績を残している。

 正木 智也も現役単独トップとなる9本塁打を放ち、大学球界屈指のスラッガーとして評価が高い。