目次

[1]来田、西川などプロでもスラッガーへになりそうな逸材たち
[2]西日本は強肩強打揃いの外野手が勢揃い

 今年の高校生外野手のスラッガータイプが多い。さらにいわゆる強く振れる選手が多い。近年、活躍するプロ野球選手の影響を受けているといえる。

 今回は以下の外野手18名を紹介する。

来田 涼斗明石商
石川 慧亮青藍泰斗
平尾 柊翔春日部共栄
渡部 海夢東海大甲府
鵜沼 魁斗東海大相模
西川 僚祐東海大相模
笹川 吉康横浜商
漆原 幻汰(豊川
田上 奏大履正社
仲三河 優太大阪桐蔭
宮本 一輝東播磨
早 真之介京都国際
漁府 輝羽おかやま山陽
寺本 聖一広島商
重松 マーティン 春哉武田
山本 大斗(開星
奥野 翔琉明徳義塾
西川 拓馬柳ヶ浦

 1人ずつ紹介したい。

来田、西川などプロでもスラッガーへになりそうな逸材たち



 まず来田 涼斗明石商)は高校1年春から騒がれてきたスラッガー。タイミングの取り方をずっと指摘され、体の使い方も日々、狭間監督と話し合いながら、伸ばしてきた。体格はプロ級。遠くへ運ぶ技術。スラッガーとしての素材は高校、大学、社会人、独立の中ではトップクラス。ここぞという場面で打てる勝負強さとスター性が彼の魅力を倍増させている。

 石川 慧亮青藍泰斗)もフルスイングで次々とスタンドインさせる打者。自信に満ち溢れた打席の佇まいはほかの高校生打者にはないものがあり、練習会では東京ドームの中段へ打ち込んだ。技術的には荒いところはあるが、初球から果敢に振りに行ってボールをとらえる能力は非凡なものがある。さらに外野手としても強肩で魅力がある。

 平尾 柊翔春日部共栄は中学時代に軟式のU-15代表経験もある左のスラッガー。動作に無駄ななく、広角に長打が打てる。どのステージに進んでも安定した打率を残せそうな選手だ。

 渡部 海夢東海大甲府)は高校通算21本塁打を誇る左のスラッガー。山梨独自大会決勝戦でも場外本塁打を放ち、優勝に貢献。ヘッドが鋭く走るスイングで、長打を量産し、さらに強肩。何より取り組む姿勢が良く、這い上がって結果を残すタイプだろうか。

 西川 僚祐東海大相模)は高校通算55本塁打を誇る右のスラッガー。金属バットを持たせるのは危険というぐらい打球速度があり、さらに飛距離も今年の高校生ではトップクラス。技術的には粗削りだが、はまれば、高校時代とは別人のようなフォームになって本塁打を連発する可能性がある。

 鵜沼 魁斗東海大相模)は走攻守すべてに優秀な外野手。好投手相手からも本塁打を打てるように対応力は高く。走塁もそつがなく、守備力も高い。プロのスカウトはポテンシャルが高いタイプは好むが、鵜沼のような欠点が少ない選手の存在も必要だといえる。

 笹川 吉康横浜商)は柳田悠岐タイプのスラッガー。なんといっても自慢のフルスイングから繰り出すスイングは強烈。強肩であり、スケールが大きい野手を求めている球団は是が非でも獲得したい選手だろう。

 漆原 幻汰(豊川)はバットコントロールが良く、どのコースにも打ち返せる。さらに、外野守備も落下地点に一直線に追いつく守備力の高さがある。