第268回 石川に現れた全国区の遊撃手、鳥取期待の大型遊撃手、台湾の留学生など10人の逸材をピックアップ【西日本野手編】2020年05月28日

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 第102回全国高等学校野球選手権大会・地方大会の中止が決定した。しかしまだ46県の代替大会の開催の可能性を残している。

 今回は代替大会が開催すれば、評価が上昇する可能性を持った西日本の野手10名を紹介したい。西日本の野手も非常にレベルが高い選手が揃っている。


中津 大和(小松大谷)

中津 大和小松大谷)遊撃手
 この春、野球識者の間で急激に評価が上がっているのが小松大谷のショートストップ・中津大和だ。特に評価されているのが、守備である。50メートル5秒8の俊足を活かし、右、左に軽快に動き、次々とヒット性の打球を処理し、アウトを演出。

 そして抜群のバットコントロールの高さに加えてパワーもつけた中津は昨夏、20打数12安打3打点と大当たり。一気に飛躍を遂げた。この冬は筋力トレーニングに励み、パワーもつき、スタンドインする打球も増加。

 高校通算5本塁打からさらなる量産が期待されたが、残すは夏のみとなった。ぜひ最後の夏は内山壮真に負けない活躍を見せていきたい。

細川砂羽(敦賀)捕手
 昨秋の北信越大会進出に貢献した強打の捕手。敗れた星稜戦でも本塁打を放った。スイングが鋭く、腰を鋭く回転させた打撃フォームは光るものを感じさせる。2.00秒前後のスローイングも巧みで、福井県ではトップレベルの選手だろう。

山下 航汰京都外大西)捕手
1年生から活躍を見せてきた近畿地区屈指のスラッガー。2年春には奥川恭伸(星稜-東京ヤクルト)から本塁打を打った経験もあり、昨夏の時点で高校通算30本近く。今後を見据えて捕手にも取り組んでいた。対外試合が解禁されれば、本塁打量産も期待される。

池田 凛履正社)二塁手
昨夏、プロ注目投手との対戦が続きながら強力打線で次々と攻略し、初の甲子園優勝を果たした履正社打線の中心打者。強打者揃いの履正社の中でも野球センスはピカイチだった。何より目を引くのは140キロを超える投手に対してもしっかりと対応ができる打撃技術の高さ、俊敏な二塁守備、走塁のレベルも高く、まさに玄人受けのプレーヤー。

山地 裕輔天理)外野手
昨秋20本塁打を記録した天理打線。数多くの強打者が揃うが、その中でもポテンシャルはトップレベルのものがあり、縦振りのスイングで本塁打を量産。元プロの中村良二監督からは大きく育ってほしいという意味で4番打者を任されている。そして中村監督は外野守備のレベルの高さは高く評価をされており、打球判断がしにくいグラウンドコンディションでも難なく守れるところを買っている。

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
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