第268回 身長192センチの大砲やプロの弟など...この夏見たかった全国の隠れた逸材野手をピックアップ【東日本野手編】2020年05月27日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

第102回全国高等学校野球選手権大会・地方大会の中止が決定した。しかしまだ46県の代替大会の開催の可能性を残している。

 今回は代替大会が開催すれば、評価が上昇する可能性を持った東日本野手10名を紹介したい。

これまでの記事はこちらから!
軟式U-15経験者や磐城の143キロ右腕...ブレイク必至の好投手たち【東日本投手編】
星稜・寺西 成騎に公立校の146キロ右腕など夏に見たかった西日本の投手たち【西日本投手編】
身長192センチの大砲やプロの弟など...この夏見たかった全国の隠れた逸材野手をピックアップ【東日本野手編】



西村友哉(中京大中京)

宮浦 柚基白樺学園)二塁手

 昨秋の明治神宮大会の健大高崎戦では本塁打を放つなど、強打の二塁手として活躍。首脳陣から「野球脳の高さ、視野の広さ、相手の考えを読む鋭さが備わっており、チームを引っ張る役割をこなしてくれている」を高く評価されている。特に明治神宮大会での本塁打も変化球を読み切っての本塁打だった。スピード感溢れる二塁守備も魅力で、試合になれば、必ず存在感を示す頼れるプレーヤーだ。

 打つ、守るだけではなく、先を読む能力など野球頭脳を評価されている選手なので、野球関係者から需要のあるタイプとなりそうだ。

杉崎 翔空専大北上)外野手
 夏の代替大会が開催することを信じて、飛躍を目指している強打の外野手。チームトップクラスの強肩を誇り、シートノックでは鋭い返球を投げ込む。5番打者に座り、抜群のスイングスピードを武器に長打を量産する。

山路 将太郎鶴岡東)二塁手
 昨年の甲子園ベスト16入りに貢献した巧打の二塁手。スイングスピードが非常に速く、広角に安打を連発する。昨秋の東北大会でも打率4割超え。ぜひ山形の代替大会が開催されれば攻守で大暴れを見せてほしい。

石川 慧亮青藍泰斗)外野手
 中日の速球派右腕・石川翔の弟で、栃木県屈指のスラッガー。捻りを入れて豪快に振り抜く打撃フォームから鋭い打球を連発。パワーに頼らない技術力の高さを感じさせる。何より惹かれるのは打席の雰囲気だ。周りに流されず、自分の間合いで打席に入っていく姿は高校生とは思えないほど雰囲気がある。大学以上の強打者になると、こういう選手は多いが、高校生ではなかなか見られない。選球眼もよく、対戦して嫌な打者である。そして強肩。夏の代替大会が開催されれば、栃木県屈指のスラッガーとして注目されることは間違いない。

中島優月(桐生第一)内野手
 センバツが中止になったものの、4年ぶり6回目の甲子園出場の桐生第一が誇る右のスラッガー。昨秋の関東大会準々決勝・桐光学園戦では好投手・安達 壮汰から3ランを放った一打は見事だった。小さなステップからゆったりと始動し、上半身、下半身をバランスよく使った打撃フォームは完成度が高い。群馬の代替大会が開催される状況になれば、注目のスラッガーになることは間違いない。

【次のページ】 身長192センチの大砲やプロの弟など...この夏見たかった全国の隠れた逸材野手をピックアップ【東日本野手編】(2)

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第268回 夏の代替大会が開催されることを願って…。全国のドラフト・注目野手リスト一覧【ドラフト特集コラム】
第1121回 公式通算11本塁打の恐怖の核弾頭・西村友哉(中京大中京)の能力を引き出したロングティー 【2020年インタビュー】
第1013回 公式戦14本塁打の強打を築いた中京大中京のロングティー。そして質の高い日々の積み重ねが圧倒した実力を身につける【後編】【野球部訪問】
第1005回 夏の準決勝敗退から始まった神宮大会優勝 日本一を狙う中京大中京の課題は【野球部訪問】
中京大中京vs健大高崎【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会】
第965回 【秋季愛知大会展望】伝統の私学4強に、今夏上位の至学館、星城などが絡む展開か?【大会展望・総括コラム】
西村 友哉(中京大中京) 【選手名鑑】

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム