第255回 徳丸、前川など西日本の新2年生野手はスラッガー、巧打者揃い!【後編】2020年05月13日

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 2003年世代の投手は森木 大智を筆頭に投手に逸材が揃う。また野手も非常に能力が高い選手が揃っているのが特徴だ。そんな野手についても前編・後編で紹介。今回は北信越地区、近畿地区、中国地区、四国地区、九州地区の5地区の選手を紹介したい。


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北信越地区、近畿地区から楽しみなスラッガーが登場



徳丸天晴(智辯和歌山)

 北信越地区で最も注目したいのが星稜中田 達也だ。小学校まではゴルフをやっていた変わり種。中田よりも上回るスコアを持っていた選手を見て、ゴルフをあきらめ、野球中継や野球観戦が好きだったこともあり、中学校から野球をはじめ、練習日以外ではバッティングセンターに通い詰めをして、打撃強化してきた。1年秋からレギュラーをつかんだが、本領発揮はこれからだが、林和成監督からの期待も高い。

 そして同じ石川県では石井幸希(日本航空石川)は公式戦2本塁打を放った右のスラッガーだ。長野では好遊撃手の熊谷大生(松商学園)、昨秋、1年生ながら4番に座った笹原 操希上田西)も楽しみな強打者だ。

 さらに1年夏から甲子園を経験した石黒 和弥高岡商)は堅実な守備と思い切りのよい打撃で活躍を見せた好遊撃手。甲子園で取材をして、堂々としていて1年生らしからぬ落ち着きがあった。それが甲子園でも快打を残せた要因かもしれない。

 1年夏から甲子園を経験した大島 正樹敦賀気比)は抜群のバットコントロールを武器にヒットを量産し、外野守備も1年生としてはハイレベル。さらに力強さを身に着け、活躍を見せたい。

 近畿地区では高校通算21本塁打のスラッガー・前川 右京智辯学園)は昨秋の近畿大会で2打席連続本塁打を放った。175センチ85キロと分厚い下半身を生かした力強いスイングから長打を量産する。天理はスラッガー・瀬 千皓に注目。近畿大会決勝戦から3試合連続本塁打を放った爆発力は凄まじいものがある。そして遊撃手の杉下 海生も、俊敏な動きとバットコントロールの高さが光る。

 そして逸材の宝庫・大阪桐蔭からU-15代表で活躍した池田 陵真は捕手経験を生かした確実性の高いスローイングと守備範囲の広い守備で1番センターとして活躍。また、山口東シニア時代から活躍してきたスラッガー・前田憲伸も、中学時代よりも引き締まり、筋肉質の体系に変化。豪快なスイングから繰り出す打球は素晴らしいものがある。選抜出場の明石商は左の巧打者・福本 綺羅に注目。ノーステップ打法からタイミングをとり、内外角をさばくことができる。東洋大姫路根来 亮凪はインサイドアウトのスイングから安打を量産する好打者。

 1年春から智辯和歌山の4番に座る徳丸 天晴は捉えた時の打球速度、飛距離は圧巻。松川 虎生市立和歌山)は、中学時代から評判のスラッガーで、恵まれた体格とひねりを入れた打法から鋭い打球を連発する。

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河嶋宗一
編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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