第232回 今年のドラフトでマークすべき高校生投手たち!【厳選13投手リスト・前編】2019年10月11日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
[1]ドラフト上位投手となるのはこの6名だ!
[2]上位候補の投手に負けない!プロでブレイクする可能性を持った右投手たち

 10月17日に控えたドラフト2019。今年のドラフト候補と呼ばれる高校生投手は、近年稀に見るハイレベルな陣容となった。
 まずは、上位候補となる6名の顔ぶれを改めて紹介したい。

ドラフト上位投手となるのはこの6名だ!



注目される佐々木朗希(大船渡)と奥川恭伸(星稜)

佐々木 朗希大船渡・右投げ)
奥川 恭伸星稜・右投げ)
西 純矢創志学園・右投げ)
鈴木 寛人霞ヶ浦・右投げ)
及川 雅貴横浜・左投げ)
宮城 大弥興南・左投げ)

 まず、佐々木と奥川。この2人は、間違いなく1位指名されるだろう。最速163キロ右腕の佐々木 朗希大船渡)は素材型と呼ばれるが、高速フォークを織り交ぜた投球は完成度が高く、1年目から一軍登板の可能性は高い。

 奥川 恭伸星稜)もまた、常時150キロ超の速球、縦横のスライダー、カーブ、高速フォークといずれも精度が抜群。近年、高校生でも150キロ超えの投手が多くなったが、奥川は打者の力量だけでなく、試合状況を見て、ピッチングを構成できること。これができる高校生はなかなかいない。多くのプロ野球解説者が、「怪我さえなければ即戦力」と評するのはそれができるからであり、よほどのことがなければ、一軍で投げる可能性は高い。

 その2人に続くのが西 純矢創志学園)。最速154キロを誇るストレートは、好調時では奥川より上回るものがあり、夏の大会が終わってから変化球の精度が上がった。130キロ中盤のチェンジアップ、130キロ後半のフォークボールの精度も高く、完投能力もある。将来の先発ローテーション候補として人気株になる。

 また、霞ヶ浦鈴木 寛人も面白い。甲子園では初戦で、履正社打線に打たれてしまったが、好調時はフォームのバランスもよく、140キロ後半のストレートは角度があり、縦に鋭いスライダーも投げられる。

 今年のナンバーワン左腕は、間違いなく、宮城 大弥興南)だろう。140キロ後半の速球、130キロ前半のスライダー、落差抜群のチェンジアップの精度も素晴らしく、天候不良や味方のエラーがあっても動じずに投げることができる精神力の強さが魅力。

 及川 雅貴横浜)は夏の神奈川大会準々決勝で敗退。この1年で思うような実績を残せず、苦しんだが、トータルで見ると、良い時は140キロ後半の速球に加え、130キロ近いスライダー、110キロ前後のカーブが上手く決まる。及川の素質を開花させることができる球団に巡り合うことができれば、さらにレベルアップするだろう。

【次のページ】 上位候補の投手に負けない!プロでブレイクする可能性を持った右投手たち

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第10回 甲子園とは違う緊張をプロで味わった島袋 洋奨さん(興南出身)が贈る球児たちへのメッセージ【甲子園のヒーローに会いに行く】
第9回 史上6校目となった春夏連覇を成し遂げた島袋洋奨さん(興南出身)が語った偉業達成の裏側【甲子園のヒーローに会いに行く】
第1013回 【西東京大会展望】早実vs八王子など1回戦から好カード続出!激戦区・西東京を制するのはどこだ?【大会展望・総括コラム】
第1011回 【夏季沖縄県大会展望】中部商、沖縄尚学、沖縄水産が同ブロックに!参加校数59校の頂点に立つのは?【大会展望・総括コラム】
美里工vs興南【2020年 練習試合(交流試合)・夏】
第114回 全国制覇の道は絶たれても、未来の一歩へ力強く踏み出そうとしている星稜【高校野球コラム】
日本ウェルネスvs興南【沖縄県 2020年春の大会 春季沖縄県大会】
第1130回 奥川の後を継ぐコントロールピッチャー・荻原吟哉(星稜)が求めるのは「速さ」と「緻密さ」 【2020年インタビュー】
第1129回 目指すはゴジラ超えの高校通算61本塁打。内山壮真(星稜)が語る攻守の課題【後編】 【2020年インタビュー】
第1126回 チームメイト、指揮官が絶賛する秀才型野球選手・内山壮真(星稜)の魅力とは【前編】 【2020年インタビュー】
第1096回 もっと上手くなれる。経験豊富な巧打の三塁手・知田 爽汰(星稜) 【2020年インタビュー】
第1104回 ドラフト6位でも大成の可能性を秘めた井上広輝(日大三-西武)。高卒プロは常に考えていた 【2020年インタビュー】
兵庫県選抜vs関西国際大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
大手前高松vs星稜【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
明徳義塾vs星稜【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会】
青森山田 【高校別データ】
有明 【高校別データ】
有明 【高校別データ】
有明・末吉 【高校別データ】
大船渡 【高校別データ】
霞ヶ浦 【高校別データ】
興南 【高校別データ】
菰野 【高校別データ】
相模向陽館・横浜旭陵 【高校別データ】
星稜 【高校別データ】
専大松戸 【高校別データ】
創志学園 【高校別データ】
津田学園 【高校別データ】
日大三 【高校別データ】
横浜商 【高校別データ】
横浜清陵 【高校別データ】
横浜 【高校別データ】
横浜商大高 【高校別データ】
横浜一商 【高校別データ】
横浜緑園・横浜明朋 【高校別データ】

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム