第227回 全中優勝からあと一歩届かなかった甲子園制覇 星稜・奥川恭伸の3年間2019年10月01日

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【目次】
[1]全国優勝投手として星稜に入学
[2]2年春から4季連続甲子園出場の立役者に/U-18で見せた圧倒的な投球をプロの世界で

 10月17日に行われる2019年プロ野球ドラフト会議。今年一番の目玉は何と言ってもこの男だろう。最速154キロの直球を投じながら、変化球、コントロールも一級品。今夏の甲子園では惜しくも準優勝に終わるも、U-18では圧巻の投球を見せた、星稜奥川 恭伸だ。

 大船渡佐々木 朗希と並び、いったい何球団がこの男に競合するのか注目が集まるが、ドラフト前に、奥川の3年間の歩みを振り返ろう。

全国優勝投手として星稜に入学



奥川恭伸(星稜)

 かほく市立宇ノ気中時代は軟式野球部で活躍していた奥川。中学3年夏の全国中学校野球体育大会(通称"全中")では、見事優勝を果たした。今でこそ名実ともに世代トップとして誰もが認める投手になったが、中学生時代から「試合の流れとか大丈夫な回と危ない雰囲気の回の配分。ピンチの時にしっかり投げられるように配分を考えてやっていました。速い球とかすごい変化球とかじゃなくて試合全体を考えて勝てるピッチャーを目指していたんです」というのだから、当時から一歩先を行く投手だったことが分かる。

 全中優勝を手土産に、小・中とバッテリーを組んでいた山瀬慎之助とともに、名門・星稜の門を叩いた奥川は早々に頭角を現す。1年夏の石川大会で登板を果たすと、秋には故障した1年先輩の竹谷 理央に代わって主戦格に。秋季石川大会を制すると、秋季北信越大会でも準優勝を果たし、翌春の選抜切符を掴んだ。

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