目次

[1]急成長する宮城大弥、飯島一徹

[2]まだまだいるぞ!注目投手!

 7月6日、全国各地で夏の大会がスタートする。今回は夏前に備えて、ドラフト徹底特集!3年生から1年生までの逸材を紹介していく。まず逸材投手が揃う3年生投手を紹介したい。

 ~BIG5特集~も併せて読む!
6月12日(水)昼12時配信…井上広輝(日大三)は男気溢れる豪腕だ!背負える大エースへ!
6月13日(木)昼12時配信…西純矢(創志学園) 厳しいマークを乗り越え、昨年より進化したピッチングを
6月14日(金)昼12時配信…及川雅貴(横浜)復活・覚醒をかけたモデルチェンジ
6月15日(土)昼12時配信…奥川恭伸(星稜)高校生レベルを超越したテクニシャンピッチャー
6月16日(日)昼12時配信…佐々木朗希(大船渡)令和元年の至宝!この夏、全国と世界へ羽ばたけ

急成長する宮城大弥、飯島一徹


■注目投手リスト その1
特A 佐々木 朗希大船渡
特A 奥川 恭伸星稜
A 井上 広輝日大三
A 及川 雅貴横浜
A 西 純矢創志学園
A 宮城 大弥興南

 このリストに入った選手はほぼ上位指名を期待したい投手。佐々木は研修合宿で最速163キロを計測するなど六者空振り三振を奪う。スピードガンを測っていたスカウトから驚嘆の声が聞かれ、評価はドラフト1位で固まった雰囲気だった。とにかく佐々木は怪我することなく、蓄積疲労を残すことなく、ドラフトを迎えることができるか。

 奥川はピッチングのレベルが桁違い。全国トップクラスの強力打線・東海大相模に対し、高速フォークを投げず、ストレートと縦スライダーのコンビネーションで12三振を奪ったピッチングは圧巻。夏へ向けて強度を挙げていければいい投手だろう。

 井上は春の都大会で140キロ後半を計測するなど仕上がりはまずまず。夏の大会では強豪校相手のピッチングで見極めをしていきたい。

 及川はフォームを修正し、センバツの不調から脱しつつある。香川遠征では145キロ以上を何度も計測するなど勢いを取り戻しつつある。

 西はどの試合でも145,6キロを計測しているが、まだ出力は抑え気味。本領発揮は夏になるだろう。

 宮城はこの春で大きく評価をあげた。九州大会の神村学園戦では平均球速7イニングで141.83キロを計測。九州大会では自己最速の148キロを計測するなど、26イニングで41奪三振の快投を披露。投げる直前に縦横のスライダーを投げ分ける器用なピッチングで評価を大きく上げている。変化球の種類も多く、引き出しも多さも考えれば、上位候補に上がっていてもおかしくない投手だ。



ツーシームが最大の武器である飯島一徹投手(東農大三)

■注目投手リスト その2
BA 飯島 一徹東農大三
BA 横山 陸人専大松戸
BA 鈴木 寛人霞ヶ浦
BA 岩本 大地石岡一
BA 岡林 勇希菰野
BA 飯塚 脩人習志野
BA 落合 秀市和歌山東
BA 浅田 将汰有明
BA 大畑 蓮明豊)

 センバツ、春の大会で急速に評価を挙げている投手。飯島は県大会の花咲徳栄戦で5失点完投。9回まで140キロ台を計測し、切れ味鋭いツーシーム、スライダーを投げ分ける投球は絶品だった。また、横山も右サイドから140キロ前半の速球と切れ味鋭いスライダーを投げ分ける投球は安定感抜群。鈴木は好調時のストレートは絶品。激戦区の茨城を勝ち抜くことはできるか。

 岩本は上背がそれほどあるわけではないが、140キロ前半のストレートは回転数抜群。さらにシンカー気味に落ちるチェンジアップ、切れ味鋭いスライダーと、ピッチングのクオリティは今年の高校生でもトップクラス。近年は170センチ前半でも、それを補うクオリティがあれば指名される傾向となっているが、岩本もその可能性を秘めた投手だろう。

 岡林は東海大会のピッチングは140キロ後半の速球は威力抜群でスライダーの切れも素晴らしい。1年1年、ピッチングの精度が高まっており、スキがなくなってきた。飯塚はロングリリーフでも平均球速140キロ台を計測。フォームが横回転で速球派のスライダー投手といえば、柿木 蓮大阪桐蔭-北海道日本ハム)を思い出すが柿木よりの同時期よりもストレートの勢いはある。さらに評価を高めることができるか。

 落合はこの春から急速的に評価を高めている。横回転気味のフォームから繰り出す140キロ後半のストレートは威力抜群。ただ強豪校と対戦すると失点が多いのが懸念材料。それを補うほどの素材であり、夏では激戦区・和歌山を勝ち抜く投球術を身につけることができるか。

 浅田は春の九州予選でも1安打19奪三振の快投。先発でも145キロ前後の速球を投げ込んでおり、評価を高めている。

 大畑は体の使い方が抜群によく、縦回転で投げ込む140キロ前半のストレートは絶品。大きな欠点がないので、数年後には140キロ後半~150キロ前半のストレートで空振りを奪う姿が想像できる榊原 翼タイプ(オリックス)。