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[1]プロ野球ファンを興奮させる選手は高卒1位、2位指名選手が多い
[2]次世代を担う高卒1位、2位指名選手は?

プロ野球ファンを興奮させる選手は高卒1位、2位指名選手が多い

大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ)

 今、大谷 翔平(北海道日本ハムファイターズ)、山田 哲人(東京ヤクルトスワローズ)、筒香 嘉智(横浜DeNAベイスターズ)といったスター選手たちがプロを席捲しているが、やはり顔ぶれを見ると、高卒ドラフト1位、ドラフト2位の選手が多い。プロ野球は高卒、大卒、社会人、独立など様々な経歴を持った選手がしのぎを削っている。

 結果的にどのカテゴリーの選手が苦労するかといえば高卒である。なぜかといえば、即戦力として期待される大卒、社会人選手と競争するのだから、将来性を期待されているとはいえ、競争に負けて、早くして球界を去る選手も多い。高卒からのスター選手はロマンがあるが、当たるのは難しいのだ。

 そういう選手たちと混じっても、存在感を示し、ファンに大きな印象を与える高卒ドラフト1位、2位の選手は、まず即戦力の大学、社会人の選手と比較されながらも上位24名の中に入り、そしてプロの舞台で、先輩選手の競争を勝ち抜き、主力選手の座をつかむ。やはり真のエリートであり、スターといってもいいのだ。

 過去を振り返ると、投手でいえば、松坂 大輔ダルビッシュ 有田中 将大、そして今を時めく大谷 翔平もドラフト1位。野手でいえば、松井 秀喜、城島 健司と海を渡った選手も高卒ドラフト1位だった。

 もう一度、今年のタイトルホルダーを見ると、高卒選手が多い。

■タイトルを獲得した高卒選手

セ・リーグ 本塁打王・打点王 筒香 嘉智 ※関連記事
      首位打者 坂本 勇人 ※関連記事
      盗塁王 山田 哲人(2年連続トリプルスリー)※関連記事
パ・リーグ 打点王 中田 翔 ※関連記事
最多勝率 千賀 滉大 ※関連記事

 こうしてみると打撃のタイトルは高卒選手が多く、ほとんどが1位、2位以内に指名されている。野手のスターは高卒選手から生まれるといっていいかもしれない。

 さらに打率2位の鈴木 誠也、パ・リーグ打率2位の西川 遥輝はドラフト2位、パ・リーグ防御率2位の菊池 雄星はドラフト1位、リーグ2位となる14勝を上げた武田 翔太はドラフト1位、パリーグ3位の30セーブをあげた松井 裕樹もドラフト1位。顔ぶれを見るとタイトル争いの上位に入っている選手は高卒の若手選手が多い。彼らも最初はプロの壁に苦しみ、着実に実力を身に付けて、一流のステータスに立った選手たちだ。

 この流れが続くと、高卒1位、2位の選手たちはより注目される流れとなっていくはず。