2016年のドラフト会議で、多くの選手が指名される中、惜しくも指名漏れしてしまった選手たちがいる。だが、この悔しさを今後の野球人生に生かすのも本人次第だ。今回は、10月20日のドラフト会議で指名漏れした有力選手たちを改めて振り返っていきたい。

   今回、指名漏れした選手の中で最もネームバリューがあり、スケールの大きさもあったのが、高校通算47本塁打の高橋 優斗愛工大名電)だった。総合力という点では、今年の高校生内野手でもトップレベルのものを持っていたのだが、最終学年では打撃面で思うようなパフォーマンスができなかったのが響いたのかもしれない。次のステージでは、文句なしに上位候補と推されるような選手になってほしい。

 他にも、川越東星野 裕帆は、投手としても140キロ。野手として本塁打が打てる長打力があり、投打にセンスに溢れた選手だが、惜しくも指名漏れ。すでに次の進路へ向けて切り替えているという星野。次のステージでは、さらに自分の素質を伸ばしてほしい。

 渡部 健人内野手(日本ウェルネス東京)は、175センチ105キロと恵まれた体格をしながらも身軽な動きが光る大型内野手。本塁打も打てるスラッガーだが、高卒プロとなるには、少し物足りなかった。渡部は卒業後は、桐蔭横浜大に進む予定。ぜひ高いレベルの環境で自分の素質を磨いていってほしい。

 甲子園でも1勝を上げた140キロ中盤の速球を投げ込む赤羽 陸投手、神戸国際大附の最速145キロ右腕・平内 龍太投手も指名漏れした。赤羽、平内もトータルで見ると総合力が高い投手だが、高卒で指名された投手と比べるとストレートの力強さが物足りなかった。また最速147キロ右腕で、履正社相手に好投を見せた西田 光汰大体大浪商)も指名漏れとなている。

 また、最速147キロ右腕・伊藤 翔横芝敬愛)も指名漏れ。投手としての総合力を伸ばして、NPBを目指せる投手になることを期待したい。

 高校通算47本塁打の糸野 雄星明秀日立)、秀岳館の強打右打ち外野手・天本 昂佑(外野手)、明豊の大型遊撃手・大庭 樹也も指名漏れ。次の舞台では、攻守ともにさらに磨きをかけ、もう一度、プロ入りを目指せる選手となってほしい。

(文・河嶋 宗一

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