高校野球界では有数の激戦区として、夏は熾烈な戦いが繰り広げられる千葉県。センバツに出場した木更津総合を筆頭に、専大松戸拓大紅陵といった私学勢、習志野市立船橋といった公立勢も力があり、拮抗した試合が多く展開される。

 そんな千葉県の千葉市美浜区に学校を構え、千葉ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアムから徒歩30分の所にある検見川は、県内でも有数の実力校。春季地区予選を勝ち抜き、4月23日からの県大会に出場するだけではなく、学校は偏差値60で2022年3月に卒業した生徒の中で国公立や早慶、MARCHに90人が合格した。

 文武両道で奮闘する検見川で、現在高校野球に打ち込む選手たちはどんな日々を過ごしているのか。今回は3年生・池田大夢外野手に話を聞いた。

池田大夢:外野手を務め、春季大会の地区予選では背番号15でベンチ入り。学年順位は上位に入り、将来は文系で私学の大学への進学を考えている。

手間を惜しまず反復して触れる時間を増やすことが一番


――文武両道を目指しているここまでの高校生活を振り返ってください
池田大夢(以下、池田):正直、1年生の時はどうやって勉強すればいいのか手探りでしたし、練習がハードに感じていたので、疲れて移動中に勉強することができませんでした。勉強時間がまとまって確保できずに、練習とのバランスは全然とれていませんでした。
2年生になってからは徐々に練習に慣れてきましたし、勉強方法も自分なりにできてきました。あとは進路の話を学校で聞かせてもらうことが増えたので、勉強に対するやる気も湧いてきて、文武両道ができ始めたと思います。

――得意の文系科目の勉強方法を教えてください
池田:文系は暗記科目ですので、とにかく反復することが大事だと考えています。たとえ、まとまった時間がとれなくても、何もやらないよりはいいので、「今日の授業の範囲を復習しよう」と思って家に帰ってから少しだけでも見返すことが大事だと思います。
あとは、検見川では英語などはペアワークで取り組むことがあるので、そういった形式の授業には積極的に取り組むようにしています。

――暗記する方法は、どんな方法でしょうか
池田:見て覚えるだけではさすがに大変なので、声に出したり、辞書で調べたりすることはあります。単語の成り立ちなどを辞書で調べて暗記すれば、思い出すときに「ひと手間かけて覚えたな」と頭に残ると思うので、そういったひと手間は惜しまずにやるようにしています。

――記憶を長期的に覚えるための工夫を教えてください
池田:時間をかけて反復させることがポイントだと考えています。どうしても部活をしている以上、まとまった勉強時間を確保するのは難しいので、移動時間や休み時間の数分でも暗記に使えば、ちょっとずつでも暗記していくと思っています。

――集中して取り組むことが大事だということでしょうか?
池田:いえ、隙間時間を使うときはがっつり覚えようとしていません。それは夜の寝る前にやる方が効果的だと思っていますので、朝早い時間や部活で疲れて移動しているようなときはスピード重視で、「こんな感じだったな」と流して読むことで頭の準備運動くらいの位置づけで取り組んでいます。

――朝練とホームルームの隙間時間に行う勉強も同じでしょうか?
池田:そうですね、単語を流し読みしてスピーディーに復習をやっています。

◆オンライン学習スクール「Baseball Study」の詳細はこちら!◆

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。