有村 大誠(ありむら たいせい)は、秀岳館(熊本)3年時は、第98回全国高校野球選手権大会に出場し、現在ソフトバンクでプレーする田浦 文丸や、立教大に進学した川端 健斗らとの投手リレーで、3試合に登板し、チームのベスト4に貢献した。

 立命館大進学後は、球速も5キロ以上アップし、最速150キロ超えをマーク。投手として着実にレベルアップをみせている。

 昨年、Hondaに入社し、今月25日まで行われたJABA長野大会では中継ぎとして3試合に登板。また試合中はベンチから、誰よりも大きな声でチームを鼓舞し続けた。

「試合になると思わず熱くなってしまって勝手に声が出ちゃうんです」と笑顔をみせる有村だが、秀岳館時代の教えは今でも体に染みついているという。

「鍛治舎監督からたくさんのことを学ばせていただきました。マナーであったり、礼儀であったり、そういったプレー以外のことが今に生かされているなと感じます。それから、『よく考えて野球をしろ』ということを言われていて、社会人になってからも、その言葉を頭に置いて、今までよりも『こうやったらいいかな』と工夫をするようになりました」

 また、田浦のほか、高校時代にバッテリーを組んできたソフトバンクでプレーする九鬼 隆平捕手からも刺激を受けている。

「1軍に上がったり、試合に出ているのをみて、すごいなあと感じます。でも僕もいつか同じ舞台に立ちたいと思っています」と意気込む。

「昨年の1年目はチームに貢献できるようなプレーができなかったので、今年こそはチームに貢献できる選手になりたいと思って、この冬頑張ってやってきました。それが今シーズンは身になって結果を残していきたいです」。

■現役高校球児たちへメッセージ

 球速アップの秘訣ですが、僕は高校の時は食事は5、6食食べて、体重を増やしていきました。あとはそんなにガッツリではないけどウエートトレーニングをしたり、下半身強化とシャドーピッチングをしていました。

 ただ社会人になってからは、球速を上げるという考えよりも、『球を強くする』という意識に変えました。例えば、体重の乗せ方、移動の仕方、これらを一つ一つ意識して考えるようになったことで、以前よりも球が強くなったと思います。

 球児の皆さんも是非、頑張ってください!

■プロフィール

有村 大誠(ありむら・たいせい)

投手

1998年生まれ・23歳

津田中(オール枚方)―秀岳館―立命館大ーHonda2年目

(取材・撮影=安田 未由

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