Column

広島3位から中国王者となった広陵。投打のタレント力は全国トップクラス!!

2021.11.21

中国地区代表:広陵(広島) 3年ぶり5回目


3年ぶり5回目の出場となる広陵

チームデータ

代表決定までの経過

試合日 試合 得点 失点 対戦校 勝敗
10月31日 中国大会 決勝 7 0 広島商
10月30日 中国大会 準決勝 7 4 岡山学芸館
10月24日 中国大会 準々決勝 3 0 下関国際
10月22日 中国大会 1回戦 6 0 倉吉総合産
10月3日 広島大会 3位決定戦 9 2 広島工大高
10月2日 広島大会 準決勝 4 8 広島商 ×
9月26日 広島大会 準々決勝 6 5 盈進
9月25日 広島大会 2回戦 5 0 市立呉
9月19日 広島大会 1回戦 13 2 海田

登録選手 ※秋季中国地区大会より

                                 

背番号 氏名 学年 ポジション
1 森山 陽一朗 2 投手
2 大山 陽生 2 捕手
3 真鍋 慧 1 内野手
4 松下 水音 1 内野手
5 背戸川内 晴哉 2 内野手
6 川瀬 虎太朗 2 内野手
7 小林 隼翔 1 外野手
8 中川 将心 2 外野手
9 内海 優太 2 外野手
10 中谷 悠太 2 投手
11 岡山 勇斗 1 投手
12 松田 啓杜 2 捕手
13 田上夏衣 1 内野手
14 中尾 湊 1 内野手
15 谷本 颯太 1 内野手
16 西 凌矢 2 内野手
17 竹村 春希 2 外野手
18 執行 愛矢 2 外野手

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チーム紹介


真鍋 慧(広陵)

 11月20日から始まった第52回明治神宮大会。中国地区の代表を手にしたのは広島広陵だった。

 広島県大会準決勝で敗れ、3位から這い上がってきたとはいえ、全国の逸材が広島広陵に憧れ門を叩くだけに選手のポテンシャルの高さは出場校トップクラスである。

 注目は189センチの大型スラッガー・真鍋 慧(けいた)内野手(1年)で中国大会でも活躍を見せた。間合いがしっかりと取れていて、動作に無駄がない。今大会屈指のスラッガーだろう。さらに投打ともに才能十分な内海優太外野手(2年)、下級生時代から注目されていたスラッガー・中川 将心外野手(2年)、1年生には堅守・中尾 湊内野手、ポテンシャルの高さが光る中距離打者・田上 夏衣とスキがない。

 勝ち進むごとに実力を発揮した広島広陵ナインは神宮の舞台でも力を発揮できるか。

【投手陣】
 中国大会優勝は森山 陽一郎(2年)の成長が大きい。恵まれた体格から縦振りで投げ込む速球は最速143キロを計測し、中国大会では27.2回を投げ、自責点2の好投を見せた。この大会でも内容のある投球を見せれば、ドラフト候補としてピックアップされそうだ。他には大型左腕の内海、140キロ近い速球を投げ込む松林幸紀、130キロ後半の速球を投げ込む岡山 勇斗(1年)と投手陣の層の厚さは素晴らしいものがある。

(文・河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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