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クラーク国際(北海道地区代表)武器は45イニングでわずか4失策の鉄壁の守備

2021.11.18

北海道地区代表:クラーク記念国際 初出場


初出場のクラーク記念国際

チームデータ

代表決定までの経過

試合日 試合 得点 失点 対戦校 勝敗
10月12日 北海道大会 決勝 3 1 旭川実
10月10日 北海道大会 準決勝 5 1 東海大札幌
10月4日 北海道大会 準々決勝 5 1 立命館慶祥
10月3日 北海道大会 2回戦 6 2 北海
10月1日 北海道大会 1回戦 4 1 駒大苫小牧
9月20日 支部予選 決定戦 15 0 滝川工
9月17日 支部予選 2回戦 4 0 深川西
9月15日 支部予選 1回戦 29 0 岩見沢西

登録選手 ※秋季北海道大会より

                                 

背番号 氏名 学年 ポジション
1 山中 麟翔 2 投手
2 麻原 草太 1 捕手
3 辻田 旭輝 2 投手・内野手
4 小野 陽翔 2 二塁
5 越智 飛王 2 三塁
6 新岡 歩輝 1 遊撃・投手
7 白取 太郎 2 左翼
8 新岡 真輝 2 中堅
9 金原 颯 2 右翼
10 藤野 侑真 2
11 髙橋 大河 2
12 能登屋 瑛介 2
13 酒井 一星 2
14 田中 聖人 1
15 中村 光琉 1
16 安部 政信 1
17 吉田 暁登 1
18 高木 馴平 1

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チーム紹介


 初の明治神宮大会出場を果たしたクラーク記念国際。駒大岩見沢を率いた佐々木啓司監督がチームを一から強化し、16年夏には甲子園出場を果たしている。チームの持ち味は5試合45イニングでわずか4失策の鉄壁の守備だ。

 無失策試合は1回戦の駒大苫小牧戦、準々決勝の立命館慶祥戦、準決勝の東海大札幌戦の3試合と随所に堅守が光った。

 主将としてまとめる白取 太郎外野手(2年)はナイン、スタッフ、学校関係者からキャプテンシーの高さを評価されており、札幌ドームでの練習でも、ナインに適宜指示を送り、全力疾走を促すなど、「キャプテンらしいキャプテン。この代は白取の力が大きい」と学校関係者は語る。

 打線は、アベレージヒッターが多く、ダブルエースのひとり山中 麟翔投手(2年)が上位を打ち、レフトとしても強肩で補殺が期待できる。また新岡 歩輝内野手(1年)も巧打が期待できる。初戦の九州国際大付(九州・福岡)戦では、自慢の守備を発揮し、ロースコアの展開に持ち込むことができるか。

 10月、11月に人工芝の札幌ドームで練習を行った成果を発揮していきたい。

【投手陣】

 防御率1.05の山中 麟翔(2年)と、防御率0.49を誇る辻田 旭輝(2年)の2枚看板が軸で、札幌ドームで行われたシート打撃でも格の違いを見せた。明治神宮大会でも、山中は完成度の高い投球、辻田は威力抜群のストレートを披露できるか。また遊撃手の新岡 歩輝は投手としても、右スリークォーター気味から打たせて取る投球ができる。

(文・河嶋宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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