目次

[1]1位〜4位 将来の主力級を次々と獲得
[2]中位指名〜下位指名の投手、遊撃手も、例年ならばもっと高い順位で指名されてもおかしくない逸材
[3]育成枠指名も大型投手、BC最強スラッガーなど楽しみな選手ばかり
[4]指名選手一覧

育成枠指名も大型投手、BC最強スラッガーなど楽しみな選手ばかり



柳川 大晟(九州国際大付)

 育成選手もポテンシャルが高い選手の指名となった。

 育成枠1位の福島 蓮八戸西)は長身から角度のある速球と、鋭い変化球を武器とする大型右腕。センバツでは思うような投球ができなかったが、夏、そして夏以降も着実に進化している。

 育成枠2位の速水 隆成(BC群馬)は、ようやくNPBの扉を切り開いた選手。桐生第一時代から評判の強打者だったが、BCリーグの群馬ダイヤモンドペガサス入りして以降、体重が20キロ以上増え、日本人離れした体格に成長した。

 詰まってもスタンドインできるパワーは圧巻で、BCリーグでは、4年連続二桁本塁打、打率3割を達成している。来年で25歳と年齢的に後がないだけに、生き残るには1年目からファームで圧巻の打撃成績を残したいところだ。

 育成枠3位の柳川 大晟九州国際大付)は長身から繰り出す140キロ中盤の速球と、鋭く曲がるスライダー、フォークを投げ込む大型右腕だ。春季九州大会でのスカウト注目度はドラフト上位クラス。

 夏で不調だったのが評価を下げる要因になったものの、ポテンシャル的には支配下になってもおかしくない。フォーム技術、体力などすべてが成熟すると、1位の達投手に引けを取らない投手になってもおかしくない。

 育成枠4位の阿部 和広平塚学園)は、入団テストでトップクラスの俊足アピールに成功し、プロの扉を切り開いた。

 以上となる。

 こうしてみると、既存選手とタイプが似た選手が多く、競争を促す方針ではないだろうか。特に高卒選手のポテンシャルの高さは12球団随一で、新体制のもとで多くの選手が花開き、黄金時代を築くことを願いたい。

 うまくいけば、リターンが大きい黄金ドラフトとなる可能性がある。

(記事:河嶋 宗一