目次

[1]投手陣の中心/攻撃陣の中心
[2]走塁の中心/春浮上のためには



昨秋の兵庫王者として近畿大会出場。初戦で近江との投手戦を制すも、準々決勝・京都国際戦では序盤のビハインドを追いつけずベスト8。選抜のボーダーラインにいたが、何とか切符を掴み、4年ぶり5度目の選抜出場を決めた神戸国際大附。数多くのプロ野球選手を輩出する近畿屈指の強豪の戦力を今回は見ていきたい。



阪上 翔也(神戸国際大附)

【投手陣の中心】
阪上 翔也(打田タイガース)
加門 虎太朗(神戸市立友が丘中)
中辻 優斗(忠岡ボーイズ)
岡田 悠作(兵庫伊丹ボーイズ)

大黒柱を担ったのは世代屈指の二刀流として、プロからも注目が集められる阪上だ。投げては最速145キロを計測する速球を軸に、切れ味抜群のスライダーなど多様な変化球を使いこなす本格派右腕だ。

新チーム結成時前までは投手はメインでなかったが、「お前が投げられないと厳しい」と指揮官・青木 尚龍監督からの一言で、投手を中心にしながら新チームから奮闘。公式戦では41回3分の1を投げて防御率0.87と抜群の安定感。さらに投球回を上回る奪三振57という高い奪三振能力も発揮しており、投手としての高いポテンシャルをいかんなく発揮した。

秋季大会終盤は肘の違和感で登板を回避し、秋季大会終了後も登板せずにいたが、8日の仏教大、10日の関西国際大との練習試合では登板。球数制限をしながらではあるが、力強いボールを投げ込み、関西国際大相手に3回途中無失点と仕上がりの良さをアピールした。

その阪上の次を担いそうなのが下級生・中辻。秋は練習試合を含めると最多の登板イニングとなっており、首脳陣から高い期待がかけられている。実際に打者に向かっていくメンタルが評価されており、その強みを選抜でも発揮できるのか。

さらに、変化球を巧みに使う左腕・加門に、もう1人の二刀流・岡田や武本。そして140キロを計測する楠本 晴紀も練習試合では好投しており、複数投手を上手く起用して全国舞台でも結果を残せるか。