秋田のスタメン・ベンチ入り情報

 2003年を最後に甲子園からは遠ざかっているが、通算1295安打の後藤 光尊氏(オリックス、東北楽天)など多くのプロ野球選手も輩出している伝統校・秋田。今年も最速144キロを計測する剛腕・石井夢沙士を擁する注目チームだ。その石井を軸とした守りのチームを作って秋の大会に入ったが、大館鳳鳴戦は延長13回タイブレークの末に1回戦で敗れ去っている。

 さらなる守備力強化に加えて得点力を課題に冬場を過ごすが、春以降の躍進のカギを握るのが佐藤 大誠、佐藤頼、細田萌季の3人だ。特に細田は旧チームの経験者として、練習から緊張感をもって練習に取り組んでおり、佐藤頼は副将としてチームを支えながらもポイントで活躍した。春以降も活躍が期待される。



【秋田】投手、石井夢沙士

■エアロビで寒い冬を乗り切る

 伝統校としても知られる秋田ではあるが、練習内容はとてもユニークだ。その顕著なメニューがエアロビクストレーニングである。アップテンポな曲調を中心に、選手たちそれぞれのお気に入りの楽曲を10個かき集めて、室内練習場で20~30分間流す。

 選手たちはリズムに合わせて、ランジや投球動作など曲が流れている間は野球に繋がる振り付けをし続ける。一見すると楽しそうだが動きっぱなしの状態が続くため、「振り付けをする人次第ではかなりつらいです」と菅原祐介主将は苦笑いを見せていた。



野球教室の様子

■『Aggressive Baseball』を体現するための3つのキーワード

 練習メニューだけではなく、秋田のスローガンも面白い。今年は『Aggressive Baseball』を掲げた。それに伴って『カバー・タフ・スマイル』の3つのキーワードを大事に新チームから練習を重ねてきた。



秋田の練習の模様

■チーム全員で日本一へ!

 また秋田には2年生にマネージャーが1人おり、10月にあった誕生日にはサプライズで、全員でお祝いをしたとのことだ。「部室にいない隙に準備しましたが、バレないか必死でした」と少し恥ずかしがりながら菅原主将は語るが、泣きながら喜んでくれたことは良い思い出だと話してくれた。



秋田の練習の模様

 歴史を背負い、18年ぶりの甲子園を目指す秋田。最終目標である日本一を達成するべく、総合力と頭を使った野球を完成させて、春の躍進に繋げる。

(文=編集部)



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