目次

[1]注目の5名のスーパー中学生野手
[2]編集部厳選の中学生野手リスト


 高校野球ドットコムでは、毎年高校で活躍が期待される中学球児も取材しているが、今回はこの1年間で取材した選手を厳選して一挙に紹介していきたい。特に注目の5名の選手を紹介した後、編集部がピックアップした野手を一覧で紹介。この中からスーパー1年生の登場の可能性も十分ある。

注目の5名のスーパー中学生野手


 県央宇都宮ボーイズの加藤 右悟捕手は、主将で4番としてチームを牽引し春季全国大会で優勝、夏の選手権大会準優勝に輝いた。堅実な打撃に正確なスローイングと攻守で存在感を見せたが、 一番の魅力は人を惹きつけるリーダーシップ。 ボーイズリーグの代表選考会では その場で瞬時にリーダーシップを取って選手たちを引っ張った。高校は慶應義塾に進学して、神奈川県で甲子園を目指す。

 東練馬シニアの田中 陽翔内野手も注目だ。4番・遊撃手としてチームを引っ張り、全国大会では春夏連続で準優勝を経験。 打撃では広角に長打を連発し、また遊撃手の守備では華麗なグラブさばきと強肩が目を引く。強打を前面に押し出したスペクタクルベースボールを標榜する健大高崎(群馬)に進学し、自慢の強打にさらに磨きをかける。

 スラッガータイプでは、愛知県から2名の選手を紹介する。

 愛知港ボーイズのラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手は、中学通算50本塁打と圧倒的な長打力を武器に活躍。取材日も柵越えの打球を連発し、別格の長打力を披露した。 ただ力だけで飛ばしているのではなく、柔らかいスイングが特徴で、また投手としても135キロを記録するなど身体能力の高さが魅力だ。

 東海中央ボーイズの岡江伸英外野手も、注目のスラッガーだ。中学通算で20本以上の本塁打を放っており、体の成長とともに二次曲線的に本塁打数を伸ばしてきた。球を潰すような打球音が非常に印象的で、また屈強な体格でありながら決して動きが鈍くない点も好材料だ。

 2名は共に、関西地区の高校に進み甲子園を目指す。今後の活躍にも注目だ。

 そして5人目に紹介するのはヤングJKBの長尾幸誠外野手。

 187センチ、82キロの大型外野手である長尾は、50メートル走6.3秒の俊足と矢のような強肩が一番の武器で、強打の1番打者として活躍した。3年間通った福山市立城南中学校は、DeNAの大田泰示外野手(東海大相模出身)の母校で、プレースタイルも似ていることから目標の存在に挙げる。そして何と高校も、大田の母校・東海大相模(神奈川)に進学予定で「大田泰示2世」として期待大だ。

(取材=栗崎 祐太朗)

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