目次

[1]注目の5人のスーパー中学生
[2]編集部厳選の投手27名リスト


 高校野球ドットコムでは、毎年高校で活躍が期待される中学球児も取材しているが、今回はこの1年間で取材した選手を厳選して一挙に紹介していきたい。まず特に注目の5名の選手を紹介した後、編集部がピックアップした27名の投手を一覧で紹介する。この中からスーパー1年生の登場の可能性もあるので、是非ご覧いただきたい。

注目の5人のスーパー中学生


 宮城仙北ボーイズの紺野 凌生投手は、昨年6月の時点ですでに球速は最速141キロを記録した東北地区を代表するパワーピッチャーだ。直球と縦の変化を軸とした投球は非常にハイレベルで、全国の舞台や代表選考会でも大きな存在感を見せた。高校は神奈川県内の強豪校へ進学し、激戦区から甲子園を目指す。

 またボーイズリーグの夏の選手権大会優勝の原動力となった、湘南ボーイズの藤田 琉生投手は身長193センチの大型左腕。最速は137キロを記録するが、数字では表せない球の質も魅力だ。回転数や回転軸を測定するラプソードでは、シュート成分の非常に高い直球を投げ込み、圧倒的な投球を見せつけた秘密が数字でも見て取れる。高校は東海大相模(神奈川)に進学予定だ。

 北陸からは鯖江ボーイズのサウスポー・古谷 龍斗投手を紹介したい。昨年8月の時点で最速は141キロ。曲がりの大きなカーブも魅力で、完成度の高さがひと際目立つ投手だった。下級生時は腰痛に悩まされたが、小学校5年生から欠かさず柔軟を行う真面目な性格も後押しして、この1年間で大きく成長。高校は愛工大名電(愛知)に進学して、甲子園そしてプロ野球選手を目指す。

 関西地区では、神戸中央シニアの安福 拓海投手に注目したい。189センチ、90キロのがっちりした体格から最速144キロの直球を投げ込み、リトルシニア日本選手権でも好投を見せた。ポテンシャルの高さだけではなく、実践力の高さもすでに証明済みで、関西地区の強豪校に進学の予定だ。

 そして5人は沖縄市立美東中学の津嘉山 憲志郎投手。178センチ、100キロのボリューム満点の体格から火の出るような剛球を連発し、昨年6月には軟式で146キロ、11月には硬式で148キロを計測するなど、破格の成長を続けてきた。打っても通算8本塁打、走っても50m走は6.3秒と、その体は筋肉の塊でズバ抜けた身体能力を誇る。高校は神戸国際大附(兵庫)に進学し、さらなる成長を目指す。

(取材=栗崎 祐太朗)

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