目次

[1]130キロ後半を記録する2人の本格派右腕に注目!
[2]東広島ボーイズ・山路朝大選手は大会屈指の内野手


 3月はプロ野球の開幕に選抜甲子園など野球界はイベントが目白押しだったが、中学野球も各連盟で春の全国大会が行われた。関東地区ではボーイズリーグの春季全国大会が開催され、高校野球ドットコムでは限られた中ではあるが「次世代の注目高校球児」を求めて取材を行った。

 今回はその中で、目に留まった選手たちを紹介させていただく。3年後の活躍を楽しみにしながらご覧頂きたい。

130キロ後半を記録する2人の本格派右腕に注目!


 まず投手で大きな存在感を見せたのは、宮城仙北ボーイズの138キロ右腕・紺野 凌生投手だ。2回戦の湖南ボーイズ戦では惜しくも延長の末敗れたが、大田スタジアムのスピードガンでも138キロを叩きだし、またアベレージも130キロ台前半を記録。フォークなど変化球の精度も高く、ハイレベルな投球を披露した。

 また湖南ボーイズの高橋 侑雅投手も、スケールの大きな本格派右腕だ。最速は137キロを誇り、1回戦の伊勢志摩ボーイズ戦では135キロを連発。完投勝利を挙げて、エンジンの大きさを見せつけた。パワフルな投球に今後も注目だ。

 そして同じ関西地区からは、紀州ボーイズの金田 雄太郎投手の名前も挙げたい。173センチ・70キロとバランスの良い体格から、非常に力のあるボールを投げ込む金田投手。最速は昨年10月に記録した133キロだが、一冬を越えて直球の威力はさらに増していると自信を見せている。ここからの成長も楽しみだ。

 また関東地区では、湘南ボーイズの左腕・杉山 優哉投手のゲームメイク能力に惹かれた。
 直球のアベレージは120キロ台前半だが、直球も変化球も低めに丁寧に集める制球力があり、特に曲がりの大きな緩いカーブが効果的に決まる。同じ湘南ボーイズには188センチの大型左腕・藤田 琉生投手もおり、1回戦では強打の橿原ボーイズ打線を3失点に抑える好投を見せた。二人の左腕のチーム内での競争にも注目だ。

 また試合を観戦することは出来なかったが、八幡南ボーイズは滞在先での練習にお邪魔させていただいた。塚本 空輝投手、吉原 渚投手、安田 創磨投手の3本柱はいずれも球速は130キロを越えており、それぞれに魅力があった。3投手はいずれも右投手で、ここでもチーム内での切磋琢磨に期待したい。