目次

【目次】 [1]春の県大会4強以上、そして夏は甲子園へ!
[2]県内上位の攻撃力を武器に!
[3]自信を付けて夏へ!

春の県大会4強以上、そして夏は甲子園へ!


■4度の甲子園へ出場経験を持つ

 昭和19年より始まった延岡工は各学年6クラスが設けられ、710人の生徒が在籍している「生徒一人一人が育ち、輝き、誇りを持つ延工」のスローガンを掲げる。また機械科、土木科、電気電子課、情報技術科、環境化学システム科、そして生活文化科の計6つの科を設置する。

 そんな延岡工の野球部は春夏合わせて4度の甲子園出場。OBには、現在オリックス・バファローズのGMを務める福良淳一氏。さらには東京ヤクルトスワローズの七條祐樹がいるという実績を持っている。

■砂浜を使ったトレーニングが名物

 現在は2年生が22人、1年生16人。そしてマネージャー2人と合計で40人が一致団結して夏の甲子園を目指して練習を重ねる延岡工。学校の敷地内にある、レフト100メートル、ライト80メートルほどの縦長のグランドで練習を重ねる。

 ただ海の近くに学校がある延岡工ではオフシーズンに浜辺へ足を運んで、そこでダッシュをすることで足腰を鍛えた。さらにグラウンドでは上半身と下半身それぞれで6種類のメニューを組んだサーキットのトレーニングが名物練習。

 タイヤやメディシンボール、さらにはロープなどを使って体を鍛えるが、「それぞれが声を出して高め合いつつ、盛り上げて良い雰囲気の中で練習が出来た」と充実の冬場を過ごしてきた。

■敗れた試合から見えた仲間たちの姿

 そんな延岡工は新チームスタート時、守備と走塁に課題を抱えて秋に向けて調整を続けた。特に守備では声掛けやポジショニングなどの野手間の連携を課題に掲げて練習に打ち込んだ。また走塁でも甲子園に出場するチームのベースランニングを計測して、叩き出した数字を意識して実践練習を中心にしながらチームのレベルアップをはかってきた。

 そして秋は県大会に入ったが、2回戦で都城に0対9で敗れてしまった。だが、主将の甲斐駿之介の中では一番印象深い試合になっている。

 「打席の中での追い込まれてからの粘りや、球際に仲間の諦めない姿勢が見えました。それを見られて良かったと感じています」

■自分たちの野球をぶつけるだけ!

 春以降に躍進するべく、速球であってもジャストミートできるように、オフシーズンでもフリーバッティングを敢行。マシンを140キロ前後に設定して、速いボールへの対応力を磨いてきた。

 加えて1.2キロのバットを使うなどスイングスピードの向上も取り組んできた延岡工を牽引してきたのが眞田湧市だ。
 「声でチームを引っ張ってくれた。ムードメーカー的な存在です」と勢い乗って戦うことを最大の武器としている延岡工の大事な役割を果たしてくれたことを甲斐主将は話す。

 そして今後の春以降は「守備が上手く、内野陣を引っ張ってくれれば士気が上がると思います」とセカンドを守る中島滉陽の台頭に甲斐主将は期待を寄せる。

 そんな甲斐主将に最後に意気込みを語ってもらった。
 「春は4強以上、そして夏は甲子園が目標に、自分たちがやってきたこと、自分たちの野球を出すだけだと思います。バッティング、走塁、守備で秋から練習してきたことを試合でぶつけられればと思います」

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