目次

【目次】 [1]打倒私立で甲子園初出場を目指す
[2]学年関係なく指摘しあえる関係/今は自分と向き合う時間

打倒私立で甲子園初出場を目指す

■悲願の甲子園初出場へ

 青森県八戸市に校舎を構える青森県立八戸西高校。「自啓自発」を校訓に文武両道を実践する。学科は普通科(4クラス)とスポーツ科学科(1クラス)があり、約600人の生徒が在籍する県内有数の進学校である。硬式野球部の甲子園出場経験はなく、県大会決勝進出が最高成績である。地元では“西高”の愛称で親しまれている。

■打倒私立

 野球部は1年生20名、2年生18名の38名の八戸西。今年は守備力、機動力、元気の3つを武器に「春の甲子園に向けて、春の東北大会に出場して決勝まで勝ち上がる」ことを秋の目標にスタート。しかし秋季大会は県大会1回戦で木造に3対10で敗れた。

 八戸学院光星青森山田などの強豪私立を倒して甲子園で1勝することを目標に、日々の練習に励む八戸西ナイン。2019年春からユニフォームのデザインを一新し、「ニューヨーク・ヤンキース」モデルのピンストライプのデザインとなった。

 野球部の主な練習拠点は校舎敷地内の野球場と室内練習場で、オフシーズンは「私立と戦っても負けない体作り、スイングスピード向上などの基本的な力を上げる」ことをテーマに練習。時には八戸市の白浜海岸にてラントレーニングを行った。

■一戦必勝を痛感した木造戦

 チームにとって思い出深い試合を主将の西舘智亮に伺うと、秋の青森県大会1回戦の木造高校との試合をあげてくれた。「次の青森山田との試合のことを考えて、目の前の試合に集中できず、結果的に点差を離されると追いつくことができず負けてしまった」とマインド面での反省の言葉でその試合を振り返った。甲子園初出場に向け突き進む八戸西の選手たちはどんなオフシーズンを過ごしているのだろうか。

■ここまでの戦いを支えたキーマン

 秋の大会を終え、ここまでの戦いを支えたキーマンに1番の沢田浩太の名前があがった。「チームNO.1の打撃センスがあり、得点に絡める選手」と西館主将も太鼓判を押す。1番打者としての出塁や粘り強いバッティングが持ち味の選手で、今後のさらなる成長にも期待がかかる。

 また、1年生の福島 蓮投手も期待の選手の一人だ。1年生ながら130キロ後半の直球が武器で、試合を作れる投手としてこれから勝ち残る上で欠かせない存在となるだろう。

 最後に西舘選手へ意気込みを伺った。
 「甲子園でも勝ち進んでいけるように土台作りをしていきました。春、そして夏は優勝します!」