目次

【目次】 [1]2015年創設の新しい学校!
[2]副主将が語る今の課題/この冬を乗り越え、夏の甲子園出場へ

2015年創設の新しい学校!


■創立5年目の県立中高一貫校

 2011年の東日本大震災以前、双葉郡には双葉高校、浪江高校、浪江高校津島校、富岡高校、双葉翔陽高校の5校があったが、震災を機に全校で生徒募集を停止した。震災の4年後の2015年に開校したふたば未来学園。双葉郡唯一の高等学校で、県立の中高一貫校でもある。真新しい校舎とグラウンドから『動く授業』『世界とつながる』『夢を見つけるたくさんの「小さな窓」をキーワードに福島の復興を支える。

■悔いの残った学法福島戦

 野球部は1年生3名、2年生9名の12名のふたば未来学園。昨夏福島大会では、準々決勝進出を果たし、秋季は県大会2回戦まで圧倒的な打力をもって勝ち進み、準々決勝まで勝ち残った。

 その準々決勝、学法福島戦は主将の藁谷翼も、
 「相手に先制され、自分たちの流れに持っていくことができず、そのままずるずるといってしまいました。その時は絶対打ってやるという気持ちがありましたが、最後まで反撃することができず、結果的に自分のエラーで負けてしまったので、とても悔しい思いをした試合でした。」
 と印象に残る試合としてあげるほど、悔いの残った試合であり、間違いなくこの冬のさらなるレベルアップの原動力となっている。

■冬のテーマは”力”をあげる

 まず、遠藤太監督に新チーム始動から秋の大会までを振り返ってもらった。

 「新チームは選手12人で、前チームのレギュラーは2人だったので、まずは個々の能力を見ることに重点を置いて、練習・試合に取り組みました。秋の大会では支部大会から県大会初戦までのイメージ通り勝ち上がりましたが、学法福島に8安打を放ちながら、無得点におわり失策がらみで失点し敗れました。冬のテーマとしては、シンプルに筋力やメンタルの個々の「力」をアップし、チーム全体の“力”をあげていきたいと考えています。」

 打って勝つチームとして、あと一本が出るかが勝利の鍵となることを実感した学法福島戦。この冬の課題として選手たちも、それは共通認識のようだ。

■副主将・前川翔「チャンスで一本打つ」

 副主将・前川翔は1年秋から捕手として試合に出場している。そんな前川が挙げた秋の大会後の課題として、「チャンスで一本打つ」ということが力強く述べられていた。そのためにこの冬は体重を増やし、足腰の強化に励みさらなる打撃力の向上を目指す。

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