目次

【目次】
[1]2020も私学4強が中心。追いかける存在は?
[2]各地区の有力校を一挙に紹介!

 令和2年、新しい年が始まって、多くの高校野球チームも新たな気持ちでまずは、来たるべき球春を目指して練習をスタートさせていることであろう。今の時期は、まだまだ体力強化トレーニングやフォームの確認など、基礎練習などがメインになっていることであろう。そして、学年末試験を経て徐々に意識も高まっていくというところであろうか。

 平成最後と令和最初の年となった2019年の愛知県の高校野球。甲子園での成績は春の東邦の優勝、夏のの初戦負けで5勝1敗ということになる。これに、秋の明治神宮大会の中京大中京の優勝を加算すると、昨年の愛知県勢、全国での成績は8勝1敗という数字で、これは決して悪いものではない。さすがに「球国愛知」と誇っていいのではないか。

 そんな前提で2020年、五輪イヤーの愛知県高校野球を展望してみよう。

2020も私学4強が中心。追いかける存在は?


 チームとしては、秋季県大会の決勝を争った中京大中京愛工大名電の名古屋市内勢2校、これに享栄を加えた3校と新体制となる東邦といういわゆる私学4強が、中心となっていくことは、今年も変わらないだろう。

 その中で、現状の戦力的構図から言えばやはり、秋季東海地区大会を制した中京大中京が筆頭となる。それを愛工大名電享栄が追い、東邦が続くということになろう。

 そんな中で、チームとしての伸びしろということで言えば11月の1年生大会を制した享栄に期待が持てそうだ。
 この1年生世代に関しては大藤敏行監督も、「自分の指導歴の中でも(中京大中京を率いて全国制覇をした)堂林(翔太=広島)たちの時に引けを取らないくらい充実してきた」と感じているという。

 これに刺激を受けて、経験値の豊かな上田 洸太朗君を中心とする現2年生世代が発奮していけば、中京大中京愛工大名電に対する勢力となっていきそうだ。さらには、このタイミングで室内練習場なども整備されてきている。そういう意味では、一冬越えての享栄の成長度が楽しみである。



注目の至学館

 名古屋地区勢では4強に続く勢力も気になるところだ。まずは至学館があげられるが、一昨年秋に名古屋市守山区の志段味に念願の専用グラウンドも完成。そのことによって、間違いなく打撃練習などは充実してきたという。また、戦い方もトリッキーさだけではなくじっくりとした戦術をとっていかれるようにもなってきているという。

 また、秋の尾東大会を制し1年生大会も3位となった星城も期待できる。星城は昨夏、センバツ優勝校の東邦を下したことで一躍全国的にも注目された。ほとんどが3年生というメンバーの中で坂井田 悠真君と宮川 怜 君が残って、チームの核となっている。

 これに1年生大会で頑張ったメンバーが絡んでくることになるだろう。豊田西から異動し少し間を置いて指導現場に復帰して5年の平林宏監督としても、勝負を賭けていきたいところであろう。さらには愛知を下した名古屋国際などもいる。

 1年生大会の結果ということで言えば中京大中京を下してベスト4に入った愛知産大工も期待できそう。また、16年夏ベスト4、17年夏準優勝のあと、2年ほどやや結果が出なかった栄徳も20年は満を持してくるだろう。

 他には春日丘もこのところは安定した実績がある。昨春飛翔した中部大一も期待したいところだ。