第3回 記念すべき年となった2019年愛知の高校野球!1年を総括する漢字は『誉』しかない!2019年12月26日

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【目次】
[1]ズバリ『誉』 その理由は?
[2]新時代に爆発した新鋭校

ズバリ『誉』 その理由は?



明治神宮大会で初優勝を飾った中京大中京

 これは、この夏甲子園初出場を果たした尾関学園高校の「誉」だけれども、「栄誉」「名誉」の「誉」の字でもある。

 理由は、前述の通り愛知大会で優勝し初代表校となったのが高校だったということもあるが、それだけではない。

 平成最後となった第91回選抜高校野球大会では、東邦が30年ぶり5度目の優勝を果たしている。
 これはセンバツ優勝回数最多であるとともに、この優勝でセンバツの通算勝利数も56勝となり最多勝利校となった。
 こうした「栄誉」があったということである。その、栄誉を称えてということもある。

 さらには、この秋の明治神宮野球大会では、甲子園通算最多勝利数と最多優勝回数を誇る中京大中京が、ついに明治神宮大会も制して初の秋の日本一に輝いた。

 全国有数の名門校といってもいい中京大中京だけに、半世紀に及ぶ歴史となった明治神宮大会で優勝がなかったことがもどかしかったのだが、昭和~平成を通じて達成しきれなかったことを令和となってすぐに達成。これは、素晴らしく名誉なことである。

 そういう意味でも「誉」の文字は極めて意味かある。
 さらに付け加えれば、その中京大中京の校歌、二番の最後の節では「いで 継がんかな その名誉(ほまれ)」と謳われている。

 今年の愛知県高校野球は、新旧の名門新鋭が活躍したということも含めて、しかもその名を冠した高校が初出場を果たしたということもあって、漢字一字は「誉」で決まりということで異存あるまい。

【次のページ】  新時代に爆発した新鋭校

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プロフィール

手束仁
手束 仁
  • 生年月日:1956年
  • 出身地:愛知県
  • ■ 経歴
     愛知県知多市出身。半田高→國學院大81年卒。大映映像事業部など映像会社で、映画・ビデオなどの販売促進、営業等を経て、編集プロダクションに10年勤務後独立。
     99年に『熱中!甲子園』(双葉社)を仕掛け、を刊行。同年に『都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社・刊)で本格的にスポーツ作家としてデビュー。99年12月に、『アンチ巨人!快楽読本』(双葉社)を企画編集・執筆。その後、『ふたりの勇気~東京六大学野球女子投手誕生物語』、『高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)などを相次いで刊行。さらに話題作となった『甲子園出場を目指すならコノ高校)』(駿台曜曜社)、『野球県民性』(祥伝社新書)、『プロ野球にとって正義とは何か』、『プロ野球「黄金世代」読本』、『プロ野球「悪党」読本』(いずれもイースト・プレス)などを刊行。
     さらには『高校野球のマネー事情』、『スポーツ(芸能文化)名言』シリーズ(日刊スポーツ出版社)、『球国愛知のプライド~高校野球ストーリー』などがある。
     2015年には高校野球史を追いかけながら、大会歌の誕生の背景を負った『ああ栄冠は君に輝く~大会歌誕生秘話・加賀大介物語』(双葉社)を刊行し18年には映画化された。

     スポーツをフィルターとして、指導者の思いや学校のあり方など奥底にあるものを追求するという姿勢を原点としている。そんな思いに基づいて、「高校生スポーツ新聞」特派記者としても契約。講演なども國學院大學で「現代スポーツ論」、立正大で「スポーツ法」、専修大学で「スポーツジャーナリズム論」などの特別講師。モノカキとしてのスポーツ論などを展開。
     その他には、社会現象にも敏感に、『人生の達人になる!徒然草』(メディア・ポート)、『かつて、日本に旧制高等学校があった』(蜜書房)なども刊行。文学と社会風俗、学校と教育現場などへの問題提起や、時代と文化現象などを独自の視点で見つめていく。 そうした中で、2012年に電子メディア展開も含めた、メディアミックスの会社として株式会社ジャスト・プランニングを設立。新たなメディアコンテンツを生み出していくものとして新たな境地を目指している。
  • ■ 著書
    都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社) 
    甲子園への助走~少年野球の世界は、今』(オーシャンライフ社)
    高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)

    話題作となった
    甲子園出場を目指すならコノ高校(増補改訂)』(駿台曜曜社)
    スポーツ進学するならコノ高校
    東京六大学野球女子投手誕生物語~ふたりの勇気』(三修社)
    三度のメシより高校野球』(駿台曜曜社)
    スポーツライターを目指す人たちへ~江夏の21球の盲点』(メディア・ポート)
    高校野球に学ぶ「流れ力」』(サンマーク出版)
    野球県民性』(祥伝社新書)
    野球スコアつけ方と分析』(西東社)
    流れの正体~もっと野球が好きになる』(日刊スポーツ出版社)NEW!
  • ■ 野球に限らずスポーツのあり方に対する思いは熱い。年間の野球試合観戦数は300試合に及ぶ。高校ラグビーやバレーボール、サッカーなども試合会場には積極的に顔を出すなど、スポーツに関しては、徹底した現場主義をモットーとしている。
  • ■ 手束仁 Official HP:熱中!甲子園
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