目次

[1]投手王国・大阪桐蔭か 強力打線・履正社か
[2]まだまだいる!てっぺんを狙う注目校

 天理の優勝で幕を閉じた近畿大会。センバツの近畿地区一般枠は「6」だが、順当なら天理大阪桐蔭履正社智辯学園明石商智辯和歌山の6校が選出されるだろう。

 近年の甲子園では近畿勢の優勝が多く、2020年も活躍が大いに期待される。
 その中でも近畿地区の中心となるのはやはり大阪桐蔭だろう。根拠となるのは層の厚さだ。

投手王国・大阪桐蔭か 強力打線・履正社か



大阪桐蔭のエース左腕・藤江星河

 近畿大会ではエース左腕の藤江 星河(2年)を軸に申原 理来(2年)、松浦 慶斗(1年)、竹中 勇登(1年)、関戸 康介(1年)の5投手が登板した。
 安定感では藤江が一歩リードするが、いずれの投手もポテンシャルが高く、春にはとんでもない投手王国になっている可能性もある。球数制限の導入も大阪桐蔭には追い風になるだろう。
 近畿大会では正捕手の吉安 遼哉(2年)を怪我で欠いており、万全のチーム状態ではなかった。完全体となった彼らがどんなパフォーマンスを甲子園で見せてくれるのか楽しみだ。

 大阪桐蔭のライバルである履正社も全国制覇を狙える力がある。
 夏の優勝メンバーである小深田 大地(2年)や池田 凛(2年)らを筆頭に強力打線が持ち味。エースの岩崎 峻典(2年)を減らして勝ち進むことができるかが、ポイントとなるだろう。

大阪勢に喰らいつくライバルたち



天理の投手陣の中心を担う庭野夢叶

 近畿大会覇者の天理も打力では大阪2強に引けを取らない。投手も安定感のある庭野 夢叶(2年)に身長192㎝右腕の達 孝太(1年)とタイプの違う投手を用意しており、投打が噛み合えば、全国制覇も見えてくる。

 奈良大会で天理にコールド勝ちした智辯学園も4番の前川 右京(1年)を軸とする強力打線が持ち味。投手も左の西村 王雅(1年)、右の小畠 一心(1年)に安定感が出てくれば、上位進出が狙えるチームだ。

 明石商は甲子園に出れば4季連続出場となる中森 俊介(2年)と来田 涼斗(2年)が看板選手として健在。
 夏に活躍した杉戸 理斗(3年)のような中森をバックアップできる投手が出てくれば今年の成績を上回ることも不可能ではないはず。打線では4番の福本 綺羅(1年)に注目だ。

 智辯和歌山は最速148キロ右腕の小林 樹斗(2年)にスピードスターの細川 凌平(2年)、1年春から4番に座る徳丸 天晴(1年)とタレント揃い。甲子園に向けて組織力を高めていけるだろうか。