仙台育英高等学校（宮城・東北地区代表）怒涛の終盤の粘りで東北王者に！投手陣復調がカギ！
仙台育英学園高等学校（宮城） 東北地区3年ぶり7度目
東北大会を制した仙台育英
チームデータ
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代表決定までの経過
| 対戦日 | 大会名 | 得点 | 失点 | 対戦校 | 勝敗 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10月18日 | 秋季東北大会 決勝 | 11 | 8 | 鶴岡東 | 〇 |
| 10月17日 | 秋季東北大会 準決勝 | 9 | 2 | 盛岡大附 | 〇 |
| 10月15日 | 秋季東北大会 準々決勝 | 6 | 1 | 一関学院 | 〇 |
| 10月11日 | 秋季東北大会 2回戦 | 9 | 8 | 明桜 | 〇 |
| 9月22日 | 秋季宮城県大会 決勝 | 12 | 1 | 仙台商 | 〇 |
| 9月21日 | 秋季宮城県大会 準決勝 | 9 | 0 | 仙台城南 | 〇 |
| 9月19日 | 秋季宮城県大会 準々決勝 | 9 | 7 | 東北 | 〇 |
| 9月17日 | 秋季宮城県大会 2回戦 | 11 | 2 | 聖和学園 | 〇 |
| 9月7日 | 秋季宮城県大会 中部予選 決勝 | 7 | 0 | 仙台一 | 〇 |
| 9月5日 | 秋季宮城県大会 中部予選 準決勝 | 10 | 1 | 聖和学園 | 〇 |
| 8月28日 | 秋季宮城県大会 中部予選 順位決定戦 | 6 | 5 | 東北 | 〇 |
登録選手
| 背番号 | 氏名 | 学年 | ポジション | 投 | 打 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 笹倉 世凪 | 1 | 投手 | 左 | 左 |
| 2 | 木村 航大 | 1 | 捕手 | 右 | 右 |
| 3 | 秋山 俊 | 1 | 一塁 | 右 | 左 |
| 4 | 渡邉 旭 | 1 | 二塁 | 右 | 左 |
| 5 | 田中 祥都 | 2 | 三塁 | 右 | 左 |
| 6 | 入江 大樹 | 2 | 遊撃 | 右 | 右 |
| 7 | 宮本 拓実 | 2 | 左翼 | 右 | 左 |
| 8 | 向坂 優太郎 | 2 | 中堅 | 左 | 左 |
| 9 | 吉野 蓮 | 1 | 右翼 | 右 | 右 |
| 10 | 伊藤 樹 | 1 | 右 | 右 | |
| 11 | 菅原 天斗 | 2 | 右 | 左 | |
| 12 | 小野寺 真輝 | 2 | 右 | 右 | |
| 13 | 金子 紫温 | 2 | 右 | 右 | |
| 14 | 石川 汰一 | 2 | 右 | 左 | |
| 15 | 村上 健太 | 2 | 右 | 左 | |
| 16 | 平松 秀児 | 2 | 右 | 右 | |
| 17 | 佐々木 涼 | 2 | 左 | 左 | |
| 18 | 杉山 歩海 | 2 | 右 | 右 | |
| 19 | 松本 京太郎 | 2 | 右 | 右 | |
| 20 | 亀田 頼風 | 2 | 右 | 右 |
※メンバーは秋季北海道大会です。神宮大会とは異なる場合がございます。
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代表決定までの経過
- 対戦日
- 大会名
- 得点
- 失点
- 対戦校
- 勝敗
- 10月18日
- 秋季東北大会 決勝
- 11
- 8
- 鶴岡東
- 〇
- 10月17日
- 秋季東北大会 準決勝
- 9
- 2
- 盛岡大附
- 〇
- 10月15日
- 秋季東北大会 準々決勝
- 6
- 1
- 一関学院
- 〇
- 10月11日
- 秋季東北大会 2回戦
- 9
- 8
- 明桜
- 〇
- 9月22日
- 秋季宮城県大会 決勝
- 12
- 1
- 仙台商
- 〇
- 9月22日
- 秋季宮城県大会 準決勝
- 9
- 0
- 仙台城南
- 〇
- 9月19日
- 秋季宮城県大会 準々決勝
- 9
- 7
- 東北
- 〇
- 9月17日
- 秋季宮城県大会 2回戦
- 11
- 2
- 聖和学園
- 〇
- 9月7日
- 秋季宮城県大会 中部予選 決勝戦
- 7
- 0
- 仙台一
- 〇
- 9月5日
- 秋季宮城県大会 中部予選 準決勝
- 10
- 1
- 聖和学園
- 〇
- 8月28日
- 秋季宮城県大会 中部予選 順位決定戦
- 6
- 5
- 東北
- 〇
登録選手
- 背番号
- 氏名
- 学年
- 位置
- 投
- 打
- 1
- 笹倉 世凪
- 1
- 投手
- 左
- 左
- 2
- 木村 航大
- 1
- 捕手
- 右
- 右
- 3
- 秋山 俊
- 1
- 一塁
- 右
- 左
- 4
- 渡邉 旭
- 1
- 二塁
- 右
- 左
- 5
- 田中 祥都
- 2
- 三塁
- 右
- 左
- 6
- 入江 大樹
- 2
- 遊撃
- 右
- 右
- 7
- 宮本 拓実
- 2
- 左翼
- 右
- 左
- 8
- 向坂 優太郎
- 2
- 中堅
- 左
- 左
- 9
- 吉野 蓮
- 1
- 右翼
- 右
- 右
- 10
- 伊藤 樹
- 1
- 右翼
- 右
- 右
- 11
- 菅原 天斗
- 2
- 右
- 左
- 12
- 小野寺 真輝
- 2
- 右
- 右
- 13
- 金子 紫温
- 2
- 右
- 右
- 14
- 石川 汰一
- 2
- 右
- 左
- 15
- 村上 健太
- 2
- 右
- 左
- 16
- 平松 秀児
- 2
- 右
- 右
- 17
- 佐々木 涼
- 2
- 投手
- 左
- 左
- 18
- 杉山 歩海
- 2
- 右
- 右
- 19
- 松本 京太郎
- 2
- 右
- 左
- 20
- 亀田 頼風
- 2
- 右
- 右
※メンバーは秋季北海道大会のときのものです。
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チーム紹介
エース・笹倉世凪
この夏の甲子園ベスト8の主力が多く残り、さらに東北大会でも優勝を見せたが勝ち上がりを振り返ると、大苦戦の連続だ。
まず県大会準々決勝ではライバル・東北と対戦し、6対7で迎えた9回裏、エースの笹倉世凪の逆転3ランでサヨナラ勝ち。そして東北大会でも実力校・明桜に大苦戦。9対8と延長11回に及ぶ激戦を制し、準々決勝進出を決め、その後は順当に勝ち上がって迎えた決勝・鶴岡東戦では8回裏にひっくり返し、11対8で勝利し、3年ぶりの東北大会優勝を決めた。
このようなスコアが示すように、今年の仙台育英は強力打線が自慢である。東北大会のチーム打率.407と圧巻の数字。須江航監督は決勝戦後のインタビューでは、「このチームが始まってから、終盤3回の強さがずっと出ています。これが新しい伝統だなというので自信を持ってやれているので、そんなに離されていなければ、いつでもひっくり返せる雰囲気があるので、本当に心強いです」と終盤の強さをたたえている。
打線の中心は大型遊撃手・入江 大樹、大型外野手・宮本拓実、エース・笹倉。あっと驚く打球を見せる3人のポテンシャルは素晴らしいものがあり、そのほかにもミート力が高い多く揃え、打線の仕上がりについて須江監督も「想定を上回る成果が出ている」と手ごたえを感じている。
神宮大会では「課題を持って、ただ勝敗だけにこだわらず、収穫を得られる大会にしたいと思います」と意気込んでいる。2014年以来、5年ぶりの優勝を目指す。
投手陣
最速147キロ左腕・笹倉世凪、144キロ右腕・伊藤樹、140キロを超える菅原 天斗とポテンシャルの高さは神宮大会の出場校でもトップクラスなものの、それぞれが不調。甲子園が終わって、まもなく公式戦が始まったということもあり、調整不足な印象が否めなかった。その中で左腕・向坂優太郎が台頭したのは収穫。防御率1.74と好成績を残した。東北大会が終わり、1か月間の調整期間で投手陣が復調できているかがカギとなるだろう。
ただ相手は速球投手に強い天理打線。やはり打ち勝つ野球が求めれそうだ。
■高校別データ：仙台育英
（文・河嶋宗一）
